46歳 女性
写真を見ると、ショートカットで綺麗な女性で若くして亡くなったのが大変惜しい。
子供は、20歳前後の男子が二人。
ご主人は、私の納棺中ず~と・・真剣に眺めていました。
なんだか、ご主人が辛い気持ちがすごく伝わってきました。
家族より、赤い訪問着とかんざしと千羽鶴と写真が手渡されました。
訪問着は、息子さんの卒業式に着ていて特に大事にされていたものだとお聞きしました。
赤い訪問着は、こちらから「着せましょうか?」
「是非、お願いします」
仏衣を最初に肌着代わりに着せ替えたのでしたが、訪問着の足元に柄が入っているので、どうしても衿が左前になります。
衿を綺麗にするとき、仏衣も左前にして生前の姿のまま着物を着せてあげました。
帯を用意してなかったので、そのまま身長に合わせて、長さを調整。
化粧も少し濃いナチュラルに仕上げ、紅もやや赤めにしてあげました。
髪を一束に丸め上げ愛用のかんざしで止めてあげ、柩に納めました。
残念ですが、かんざしが納棺花のおかげで全然見えなくなり効果が薄らいでしまったが納棺を見ている方には満足していただいたと思います。
赤い訪問着が見えるように、掛け布団を胸辺りまで下げさせていただき綺麗な仕上がりになったでしょうか。
自分の評価では、90点は与えられると思いますよ。
こんな気持ちの入った納棺は久しぶりかもしれない。
これからも、気持ちの入った納棺を続けていきたい。


