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入れ歯に奮闘

今回、「受け答えがはっきりしない奥さんがいて、要注意のお客様なので慎重に対応してください」
狭い家で、6帖間が二部屋あり仏間に遺体が安置してありました。
親族の多く30人はいたでしょうか?
前回、頭の方に親族が見学していて、肌が少し見えると指摘があったため、今回は通常行なっている納棺をしました。
着せ替えは、やはりこの方が慣れていてスムーズ行なうことができ、自分でも安心して仕事ができました。
そんな中、いきなり顔を整えていると、「故人の入れ歯を入れてもらえないでしょうか?」と質問されコップの中にに入った入れ歯を持ってこられました。
「なんとかやってみましょう」と答え。
口が収縮していて、少しづつ広げて上の入れ歯を入れるのに成功しましたが、下の入れ歯が総入れ歯ではなく部分入れ歯でなかなか思ったように入りません。
奥歯がひっかかり、悪戦苦闘・・・
もう少し、口を開きいきなり、カチっと入りました。
苦戦をしながら、親族の見ている前でガチャガチャするのは、あまり良い光景ではありませんが、入れ歯が入ったところで遺族は大変満足されていました。
入れ歯を入れると顔が整い生前より綺麗な顔になったと、親族の方も満足気でした。
入れ歯を入れるとどうしても、口が開いてしまうので、タオルを数枚頂き、柩の中で口が開かないように固定させていただきました。
かなりの満足感が得られた様子でした。

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2008年12月 3日 00:59に投稿されたエントリーのページです。

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