今日のお客様の打ち合わせ中
先日、納棺をさせていただいたお客様が葬儀社に支払いに来るという。
奥さんが「奥に行ってお客さんと会わないように」
私たち納棺師は、仕事が終わったら用無しか・・
確かに、葬儀社にすればあくまでも自社のお客様
納棺は仕事は、葬儀の一部の作業に過ぎない
一般的にいえば、お手伝いをさせていただいたお客様と遭遇しましたら頭ぐらいは下げるでしょう。
それも許せないのだろうか?
機械でもあるまいし。
葬儀社をたてるのは、礼儀ではあるがフリーはやはり孤独です。
某テレビ局のアナウンサーが
「会社員のときは、仲間がいたが。フリーになるとすごく孤独です。」
この意味がよく分かったような。。
フリーの立場は、お客様とコンタクトさえ許されない。
昼食時に何度か見知らぬ方に声をかけられる事があります。
「先日はどうも、ありがとうございました」
「いいえ、どういたしまして」
しかし、私はどなたかはよくわからい・・
故人の家族は、ほとんど覚えていない
かすかに、うる覚え・・覚えていないっていいだろう。
納棺師の仕事は、故人を見ているのだろうか。
それとも、遺族の顔は覚えていないが、遺族の思いを覚えているのだろうか?
今まで、他人の納棺に携わってきたが、なぜ覚えていないのだろうか?
「故人にこんなことした、遺族の想いに答えた」
これだけで、いいのだ。
長老の方に「痛くないように、してくださいね」
「はい・・・」
96歳の男性で、痩せ型で綺麗な故人でした。
手際よく、納棺して柩に納めました。
長老に尋ねてみると、
「ていねいにやっていただいて、ありがとうございました」
と答えられました。


