映画「おくりびと」を観てきました。
一般にはよく知られていない世界「超すきま商売」とNKエージェントの事務(余貴美子)が言ってました。
一般的には、納棺は葬儀屋の仕事と思われがちですが、納棺師(士)はその道のプロ。
納棺はできても、納棺師にはなかなかなれない。
今私は、その道を歩んでいます。
葬儀社に勤めていた頃、本木さんが演じていた小林大悟役は、まさしくこの仕事につき始めた頃の私自身を思い出していまいました。
末広さんが演ずる奥さんが「触らないで・・・」の言葉が強く心に傷みました。
納棺をするときは、結婚指輪を外して仕事をしていたことを思い出します。(いつのまにか無くしてしまいしましたが・・)
友達からも敬遠されるようになり、友達もずいぶん減ってしまったことも事実ではなかろうか。
いろんな、お客様から無理難題もたくさんいわれ、その度にこの仕事はいったいなんだろうか?って。
遺体を触って、何があるんだろう・・ 初心者のときは、「お金がいいから我慢しなきゃ」と想いつつ一生懸命に仕事をこなしてきました。
映画の最後のシーンでは、別れた父親を綺麗にする場面では、私も離婚した離れていった父親の姿とまったく同じ、私の結婚と同時にその家族ともつき合うことになったが、わずか五年でその幕を閉じて亡くなってしまった。
こんな、偶然ってあるものだろうか。
私のあの映画に出演しているように(チェロは弾けないが)さえ思えました。
何度も妻と二人で、映画をみてきましたが、初めて涙を流してしまったのが、すごく恥ずしかったな~~。


