
柔道の2009年世界選手権男子100キロ級銅メダリストの穴井隆将(25)=天理大職=が1日、東京・池袋で行われたイベントで、結婚を電撃発表した。お相手は同じ職場で、8歳年上の33歳女性。4度目の優勝がかかる講道館杯(14、15日)出場後、21日に挙式する。4月の全日本選手権で初優勝し、ニッポン男子のエースとなった穴井は「ロンドン五輪を目指す上で、新たな環境の中、二人三脚で頑張っていきたい」。最愛のパートナーとともに金メダルへと突き進む。
ニッポン男子柔道のイケメンエースが、8歳年上の姉さん女房をゲットした。 グランドスラム東京大会(12月11~13日、東京体育館)のトークショーの中で、穴井が突然、「11月に挙式します」と結婚を発表。「本当は世界選手権で優勝して発表したかった。ロンドン五輪へ向け二人三脚で頑張りたい」。キリリとした表情で、抱負を語った。
穴井によると、天理大職員になった07年4月、職場の先輩だった女性と知り合った。いつしか"職場恋愛"に発展し、今年1月から結婚を前提とした交際をスタート。8月の世界選手権前の「6月末か7月頭ごろ」にプロポーズし、7月に結納を済ませた。世界選手権でも、女性は穴井の両親とともにスタンドから声援を送っていたという。女性は妊娠はしておらず、結婚後も仕事を続ける予定。穴井は「一緒に頑張っていける、しっかりしている人だと思う」と照れながら語った。
結婚を意識して以降、フランス国際(2月)、ドイツ国際(同)、全日本選抜体重別(4月)、全日本選手権(同)と主要大会を立て続けに制覇。「全日本の優勝で、一つのけじめをつけることができると思った」と柔道日本一の称号が、最終的に結婚を決意させたことを明かした。
穴井の取材中、数メートル横から「結婚して負けたら、嫁はんのせいと言われますから!」と大音量の関西弁が割り込んできた。声の主は、師匠の篠原信一監督(36)だ。穴井は苦笑しながら「そういうことですよ。嫁さんにも安心してもらえるように、結婚して強くなったと言われるように頑張らないと」。ロンドン五輪での金メダルへ向け、日本のエースとして、夫として、男・穴井の決意は揺るぎないものとなった。
◆穴井 隆将(あない・たかまさ)
1984年8月5日、大分市生まれ。25歳。5歳から柔道を始め、天理高―天理大卒。07年4月から同大職員。04~06年、全日本学生体重別100キロ級で3連覇。03年、講道館杯同級で初優勝し、06、08年と3度制覇。05、09年、全日本体重別選手権同級で優勝。09年4月、全日本選手権を初制覇。同8月の世界選手権同級で銅メダル。妹は女子78キロ級のさやか(23)=ミキハウス=。187センチ。血液型A。


