婚のマナーと作法-式後の手順

式後の手順

記念写真の撮影

式が終わると、披露宴が始まる前に記念撮影が行なわれます。式の参列者全員と新郎新婦二人だけの写真です。
両家合同の全員の写真では、それぞれ席次が決まっています。中央から向かって左側に新郎方が、右側に新婦方が座ります。最前列中央に新郎新婦が座り、向かって左に新郎、右に新婦が並んでその隣左側に媒酌人、新婦の右側に媒酌人夫人、そして左右それぞれ、父母、兄弟姉妹、伯父母、叔父母というように血の濃さと長幼の順に並びます。最前列に並ぶことができなければ後列中央から両家それぞれ左右に並びます。
親族が少ないときは、近しい知人や友人に入ってもらい、普通知人友人は後列の外側になります。また、両家の親戚の人数がアンバランスな場合は、少ないほうに移っても下さい。
いずれにしても係員が細かく指示をしてくれますので従って下さい。
撮影の際には、姿勢や手の置き方、足の揃え方に気をつけて表情も自然にします。

新郎新婦二人だけの写真でも、係員が細かい点まで気を配ってくれますので指示に従って下さい。新郎新婦ともに挙式で緊張しています、ことに表情を和やかにするように心がけます。
ポーズは、二人とも立つ場合と、新婦だけが椅子に腰かける場合があります。一般的に、ウェディングドレスなら立ったほうがスマートにみえます.打掛姿は大きく見えるので腰かけたほうがいいでしょう。
和装の場合、新郎新婦とも扇子を持ちます。新郎は白扇の要を右手で握って右膝の上に置き、新婦は右手で要のほうを上から持ち、左手を下から添えて正面の足の上に置きます。
参列者全員は、写っている人全員に贈るこtになっていますが、媒酌人には、新郎新婦二人だけの写真も併せて贈るのが当然の礼儀です。

親族の紹介

記念写真がすむと控室に戻り、挙式前は別々だった控室が、両家合同の控室となります。両家の親族全員がそろったところで親族の紹介が行なわれます。式場によっては、式終了後、式場で行なうこともあります。
まず、媒酌人が口火を切って新郎の父親を紹介しますと、新郎の父親が自分の親族を血縁の近い順に新郎との続柄、姓名を紹介します。職業、年齢を付け加えるこtもあります。身内を紹介する場合、目上の人でも「さん」「様」など敬称をつけず、例えば「・・・・・こちらが妹の○○△子です。次が祖父の○○×男です」などと簡潔に紹介します。次いで新婦の父親が同じように親族を紹介します。
紹介されたら一礼し、相手方は答礼します。全員の紹介が終わりましたら「幾久しく、よろしくお願いします」と唱和して結びとします。また紹介された人が、そのたびに「○○△夫です。よろしくお願いします」と挨拶することもあります。一人一人が順に自己紹介してもいいでしょう。
親族の紹介が終わりましたら、打ち解けて和やかな態度で歓談するように心がけて、披露宴が始まるまでくつろいで下さい。
ただし、両家の両親は、披露宴に列席してくれる来賓の控室へ出向いて、「本日はお忙しいところをご列席いただき、ありがとうございます。△男の父親でございます。どうぞよろしくお願いします」などと挨拶します。来賓の接待に心を配ります。来賓には全員に挨拶するように心がけ、手持ちぶたさにしている来賓がいましたら、他の来賓を紹介しあたり、飲み物をすすめたりします。