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九州
九州の結納
一部の地方では「お茶をにごす」とか「ちゃちゃを入れる」ということから、結納などには緑茶をもちいない。しかし、九州地方では茶の木は植えかえができないことや、中国で不老長寿のもととされていたことなどから、結納の品目にふさわしく、なくてはならないものとされている。
御知家・葉茶
九州の結婚式
結婚式は一般に、神前で行われています。式に先立って新婦を迎えたり、仏壇参りが行われる地域もあります。
福岡県の筑後地方でも仏壇参りを行う家がみられます。久留米市では、全体の二割くらいがこれを行っているようです。自宅で式服に着がえた新婦が、式場へ行く前に、婚家の仏壇や近くの氏神にお参りします。また、新婦が実家を出るさいに、茶わんを割るという家もあります。
佐賀県や長崎県などでは、花嫁の入家儀礼として仲人が、新婦の頭上に釜のふたをかかげ、めでたい唱え言を繰り返しながら、大飯しゃくしで三回ほどふたをたたくということもありました。
佐賀県伊万里市周辺では、今日でも「かまふたかぶせ」と呼ばれる儀礼を行う地域があります。最近はこれを披露宴の中で行うケースがふえていますが、ごくまれには新婦が婚家に入るときに行うこともあります。
長崎県佐世保市周辺では、新婦は自宅で着付けをすませ、近隣に挨拶をしてから式場に向かうこともあります。
大分県日田市周辺では、挙式当日に、新婦側が末広(結納品として贈られた末広一対のうちの一本)に酒一升を添えたものを、仲人を通じて男性側に渡します。また、最近は少なくなりましたが、この地域では「村回り」といって、式場で着付けをすませた新婦が一度自宅のほうに戻って近所に挨拶をして回ることがあります。
九州のしきたり
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