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甲信越・北陸
北陸の結納
北陸四県のうち、新潟県だけ関東式の結納品を使用します。ほかの三県は関西式で、本人や家族へのみやげを添えた華やかなものを使用します。そして富山県と石川県の結納品には御仏前と御神前が、福井県のものには御仏前が欠かせないとされています。
御神前・御仏前
北陸の結婚式
新潟県の上越地方や富山県、石川県、福井県あたりは、全国的にみて仏壇参りが多いところといえるでしょう。新潟県の上越地方では、これを「おちつきの儀」などと呼んでいるようです。
そして、富山、石川、福井の三県では、ほかの地方ではあまりみられない習慣として仏壇参りのため新婦が婚家に入る前に、一つの「かわらけ(素焼きの杯)に両家の水を注ぎ、それを新婦が飲むという入家儀礼があります。
これを富山県の呉東地方では「おちつきの水」、同県の呉西地方や石川県では「合わせ水」、また福井県では「かわらけ」を一升枡に入れて手渡すことから「一生水」などと呼んでいます。
この儀礼は、新婦が口をつけた「かわらけ」を、新郎のおばや仲人が庭石などにぶつけて割ることで終了とないり、このあと新婦は家の中に入り、仏壇にお参りします。
また、この三県では仏壇参りに合わせて、身内の人などが手分けして近所の家にまんじゅうや風呂敷などを配って挨拶をします。
石川県金沢市などでは五色の生菓子一式を重箱に入れて配ります。このとき、いただいた家では、配ってくれた人への手間賃を半紙に包んで重箱に入れて、その場で返すのがならわしとなっています。
近所への挨拶回りがすむと、新郎新婦一行は式場へ向い、挙式に臨みます。
長野県の一部の地域では、婚家へ入るとまず仏壇へお参りする習慣がみられます。
信越・北陸のしきたり
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