日系俳優マコ・イワマツさん死去
米映画界で活躍し、ハリウッドを代表する日系人俳優、マコ・イワマツ(本名・岩松信=いわまつ・まこと)さんが死去した。72歳。神戸市出身。
マコさんの父は、戦前のプロレタリア画家で絵本作家の八島太郎。1939年に両親が渡米し、戦中は“スパイの子”と後ろ指を指される生活だった。戦後、15歳で渡米。ニューヨークの工科大で建築家を目指していたが、アルバイトでブロードウエーの仕事をしたのがきっかけで、演劇に目覚めた。従軍後、現地の演劇学校に学び、映画俳優としてデビューした。
スティーブ・マックイーンと共演した「砲艦サンパブロ」(1966年、ロバート・ワイズ監督)では、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、脚光を浴びた。また、舞台でも活躍し、主演舞台「太平洋序曲」(76年)では名誉あるトニー賞にノミネートされた。
近年は、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「パール・ハーバー」篠田正浩監督の「梟の城」などの話題作にも出演。ハリウッドではアジア系俳優と「イースト・ウエスト・プレーヤーズ(東西劇団)」を結成し、白人の紋切り型のアジア人像を打ち破るための活動を続けた。

◆マコ・イワマツ(本名・岩松信=いわまつ・まこと)
1933年神戸出身。本名・岩松信。15歳の時に渡米、戦後にアメリカの永住権を取得した最初の日本人でもある。ダスティン・ホフマンと同期のパサディナ演劇学校で演劇を学ぶ。映画『砲艦サンパブロ』で、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。
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