理容院の納棺
喪主は、理容院を経営していて、故人は喪主の父親です。
フリーになってから、髭剃りをフェザーの剃刀を使うようになり長年通っている理容室の主人から男性の髭の剃り方を指導を受けていました。
葬儀のときは、剃刀の歯を手前に引いてはいけない。。剃刀は押して剃る。。
引くは、葬儀では友を呼ぶとか。。引き込むなどからしないもだということです。なるほど〜〜(^_^)
お寺様の頭の剃髪には、日本剃刀を使うらしい? 鉄と鋼を合わせて昔床屋さんなどでよく使っていた品物です。私も小中学校の頃、鏡の前に数本剃刀が並べてあったのを覚えています。ベルトみたいな皮にこすりつけているのをよく光景に浮かんできますね。
今回の納棺は、ご主人に「父さんの顔を剃りますか」 「少し、やりましょう」ということで、私の剃刀を使っていただきました。
手の動き、刃の当て方はさすがプロです。全然かないません(×_×;)
入院中は、全然お父さんの髭を剃っていなかったそうで、綺麗に剃り終えたあとに故人のおでこを手先でピチャと打ち一言、「ご苦労さん」なんとも言えない空気でした。
すべての作業を納棺士が行なうのが良いのか?少しでも遺族に最後お別れをさせたほうが良いのか疑問になりました。
実際、数年前までは、遺族に顔を拭かせたりしていたのに・・ 少し強制マンネリになってやしないだろうか?
良い納棺とは、どんな事だろう?
完璧な納棺、綺麗に整える、着物を綺麗に着せ替える、綺麗に化粧をする、これで良いのだろうか?
少しでも遺族の立場になって、遺体に手を添えることも大事だと思いました。
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