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遺骨からダイヤモンド
納棺日記 カテゴリ一覧
納棺日記 月別過去ログ

2007年12月29日(土曜日)

写真加工の技術

カテゴリー: - touse @ 01時58分51秒

真言宗の檀家で、60歳の女性が亡くなりました。
私は、葬儀社より通夜菓子と納棺道具一式と遺影写真を持って喪家に伺いました。
喪家に遺影写真を渡しました。

喪家には、先祖代々の写真が仏間に4枚飾ってあり、その中に男性の写真がすごい変色していると指摘がありました。
10年前に葬儀を行ったようで、それ以前の写真は白黒だがはっきりと映し出されていました。
A4サイズの「写真を修正してほしい」と申し出があり、変色した写真からは新たに作っても変わらないと返答。
喪家には、小サイズの写真も作ってあり、変色度が少ないようです。
のちほど、落ちついてから修正するということで合意されました。
最近はカラー写真が主で、変色も少ない。10年前はカラー写真が出始めだったので変色が多いようです。
最新技術は、そんな段階を経て進歩しているのだと思うこの頃です。


2007年12月9日(日曜日)

献体登録の男性

カテゴリー: - touse @ 01時56分43秒

80代の男性で、白菊会に入会の遺体を納棺することになった。

献体とは、医学大学における人体解剖学の教育と研究のために、自分の死後、遺体を無条件・無報酬で提供することです。
将来、医師・歯科医師を志す学生が、人体解剖学実習で人体の構造を知るとともに、献体者への感謝の気持ちと自らの責任を自覚し、より良い医師となるために必要な「医の倫理」を学ぶという大きな役割を担っています。

葬儀のときは、一般葬と同じように霊柩車で出棺しますが、行き先は火葬場ではなく、医科薬科大学で送られます。
数人の親戚だけでお供するが手続きを行ってからは、そのまま葬儀会館にて初七日法要を営まれる。

遺族のお話では、「遺体が返ってくるにはおよそ三年程度かかる」と聞いているそうです。
もちろん、遺族は献体の経験もなく葬儀社の指示通りに動くしかない。

納棺のときは、ドライアイスをできるだけタオルを置いて人体に損傷がないように配慮しました。
医学に携わる方なのでしょうか?


2007年12月8日(土曜日)

交通事故で十八歳の女性死亡

カテゴリー: - touse @ 01時55分07秒

十八歳の女性が交通事故で亡くなりました。
交差点で14トントラックと衝突して、救急車で某市民病院に運ばれましたが三時間後に外傷性ショックにて死亡を確認。
死亡確認後、ホールに直接遺体を安置されました。
両親と若い姉妹が遺族でした。
納棺のときも、六人しかいない状態で行いました。

ここまでは、よくあることです。
葬儀社のスタッフより宗旨は浄土真宗で行うが、「家族全員なんか変わった信仰があるみたい」?
なんだろうとも思い納棺中、はじめて聞くお経??
「○×△□×△○×・・・」
「○×△□×△○×・・・」
「○×△□×△○×・・・」
「○×△□×△○×・・・」

何か二十八回がどうのこうのと言ってました。
・・・・経

とにかく、はじめてのことでしたので、「はい」「はい」と言われるままに。
白衣と袴と輪袈裟と経本を用意されていました。
通常の経帷子を着せて、その上に白衣を着せました。袴は了承の上、乗せる程度にしました。

化粧も姉妹のおこなっていただき、髪の毛の両側を三つ網に編んであり、かわいい仕上げになりました。

やはり、お花を入れるときは家族皆、涙・涙でした。
久々の若い女性の納棺は、悲しい思いをしました。 合掌。


2007年12月6日(木曜日)

酒一升が・・・

カテゴリー: - touse @ 01時53分01秒

長い間、行っていなかった葬儀社から納棺依頼があり、久々の仕事だぁ〜。
三ヶ月は行っていないかもしれない!!

この地域では、納棺士にお酒1升必ず当たった。
葬儀社が打ち合わせの段階で、「納棺士にお酒1升あげてください」と説明してるようで毎回あたっていました。
なぜ、お酒なの?思う。
昔は、故人縁者の男が数人してシャツとステテコ姿で、威勢よく納棺してたと聞いています。
死者を触るのを嫌い、触ると嫌なものだと聞いている。
お酒の力をかりて、勢いで縁者たちが納棺を行ったようです。

そのなおりで、お酒を「きゅ〜と飲んで」納棺を頼まれます。
納棺後は、「お風呂に入っていってくれ!」と進められる。
いまだに、こんなことをいってくれる組合の方がいる。
納棺の良し悪しではない。遺体触ることの感謝の気持ちのあらされだと思っています。
昔の慣習は、我々納棺士にはすごく値打ちのある商売でした。

現在は、遺体を触る仕事をしている者が多くなり値打ちが無くなってしまった。
より良いサービス、丁寧、親切が重要視されがちになってしまい、価値観が以前とは違った形としてなってしまった。

そして、葬儀社の社長から「他の葬儀屋はお酒を出しているか?」と訪ねられ、
「形は違うが寸志が出るところもあります」

その言葉に追求され、寸志も少ない現状を見透かされてしまった。
残念だが、それをきっかけに今だお客様からお酒をもらっていない。(>_<)

納棺士の唯一の楽しみを奪われてしまった。
葬儀もセレモニーレディの進出や葬儀会館の建設により大衆化が進み、誰でもできる時代になっていまった。


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