お寺遅し
葬儀社の事務所に打ち合わせに伺ったとき、若い坊守さんがやって来られました。
2千円程でしょうか・・?
「コピーを600枚させてください」
そんな、会話から離れ私は会館に赴いてお客様を受け入れました。
お通夜は夕方7時からですが、なかなかお寺さんが来られない!!
6時55分(開式5分前)にその坊守さんだけ来られた。
お寺さんと打ち合わせも出来ず・・7時5分にお勤めが始まった。
「故人は、89歳のおばぁちゃんはいつもお正信偈をあげていました。」
とひと言挨拶をして正信偈を全員で唱和をしました。
お勤めが終わり、法話の中で
600枚で参列者の正信偈の勤行集を作って渡されたのです。
「お通夜では、いつも阿弥陀経をあげるんですが、今日はおばぁちゃんがお好きだった正信偈をお勤めさせていただきました。」
と法話をいただきました。
内情をしている私は、遅く来られた理由がこれなんだ・・・
お寺さんになってから5年程度だとおっしゃっておられました。
若い坊守さんに「これからも頑張ってください」
と最後に言葉を交わしお帰りになられました。



