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納棺日記 カテゴリ一覧
納棺日記 月別過去ログ

2008年7月14日(月曜日)

お寺遅し

カテゴリー: - touse @ 01時16分54秒

葬儀社の事務所に打ち合わせに伺ったとき、若い坊守さんがやって来られました。
2千円程でしょうか・・?
「コピーを600枚させてください」
そんな、会話から離れ私は会館に赴いてお客様を受け入れました。
お通夜は夕方7時からですが、なかなかお寺さんが来られない!!
6時55分(開式5分前)にその坊守さんだけ来られた。
お寺さんと打ち合わせも出来ず・・7時5分にお勤めが始まった。
「故人は、89歳のおばぁちゃんはいつもお正信偈をあげていました。」
とひと言挨拶をして正信偈を全員で唱和をしました。

お勤めが終わり、法話の中で
600枚で参列者の正信偈の勤行集を作って渡されたのです。
「お通夜では、いつも阿弥陀経をあげるんですが、今日はおばぁちゃんがお好きだった正信偈をお勤めさせていただきました。」
と法話をいただきました。
内情をしている私は、遅く来られた理由がこれなんだ・・・
お寺さんになってから5年程度だとおっしゃっておられました。
若い坊守さんに「これからも頑張ってください」
と最後に言葉を交わしお帰りになられました。


2008年7月4日(金曜日)

フューネラルビジネスフェア2008

カテゴリー: - touse @ 18時04分41秒

総合ユニコム株式会社が主催する「フューネラルビジネスフェア2008」に参加させていただきました。
会場は、パシフィコ横浜(展示ホールD」
私は、アルゴダンザ・ジャパンから招待を受けました。
6月24日、午前3時30分に車で出発しました。
阿房峠を通って、松本→中央自動車道→首都高速→横浜みなとみらい
9時過ぎに会場に到着しましたが、10時より開場・・・
すでに、葬儀社や関連会社の人たちがたくさんいました。
中国の方でしょうか? 団体で開場を待っていた。

パシフィコ横浜は、すごい大きい会場がいくつもある。
会場は、富山ではテクノドームくらいかな?

私と付き合いのある、アルゴダンザ・ジャパンや株式会社 インブルームス、そしてキーパースに挨拶をして会場を廻った。
メーカーの展示会に参加するのは、初めてなので幾分戸惑う!!
株式会社ケアサービスの湯灌の実演・ファルフ株式会社の「死化粧のデモンストレーション」を一番前で観てました。
今回の出展は、デジタル系の演出・・ ギフト系・・ 手元供養・・ 管理システム・・  その他・・

うろうろ・・していたら、同県の葬儀社の専務が声をかけてきました。
「お〜〜、初めて富山の方と会った」奥さんと飛行機で来たらしい。
少し嬉しくなった。。
株式会社インターコスモスの印刷機器を見ていたら、はぐれてしまった。(>_<)
ミュージックオフィスアズの生演奏を聞いて和んでました。

印象的なのは、女性のお客様(葬儀社・人材派遣・花屋・仏壇・お寺さんなど)が多かった・・半分近くかな?
今回、23枚の名刺交換をおこなった。よく質問したな〜〜クタクタ!!


2008年5月27日(火曜日)

またも解剖かよ

カテゴリー: - touse @ 01時07分02秒

自宅で、90歳の女性が亡くなりました。
解剖・検死のため大学病院に搬送されました。
大学病院で柩に納棺する予定が、4時間後に連絡が入り、地元の警察署に戻って来られました。
小柄な女性で、毛布に包まれて血の匂いがプンプン・・
毛布をひろげると、身体が無惨にも切り裂いてある。首からへそまで珍しいのが両足の足首までおおざっぱ縫いてありました。
もちろん、内臓はまったく無い状態。
その後、毛布の血の汚れが多いので悪い予感がしました。
「やっぱり、背中の解剖してある」
背中を解剖してあると、仏衣を着せると血で真っ赤になっしまう。
とにかく、幅の大きいガムテープで血が出ないようにテーピングお腹から足までそして背中まで。
ゴム手袋は、3回も変えてすべてのテーピングに20分ぐらいかかっただろうか。
多少にも身体に血が残っていたが、柩に仏衣を敷いて腕を通して着た状態までにしました。
持っていた脱脂綿はすべて使ってしまった。(葬儀社に請求しようかな)

ここまで、縫ってあると大変ですよ。
医学の発展だか知らないが、解剖も手加減して下さいよ。
私はいいたい。「もっと綺麗に縫ってくれ!!」
多分、研修医に縫わせている・・・?
所要時間およそ40分、汗でびっしょり。
柩に納まってから口と鼻を綿花で詰めて、薄く化粧をしてあげました。

自宅まで搬送して安置させて仕事は終了。


2008年5月22日(木曜日)

セレモニーレディ

カテゴリー: - touse @ 23時45分20秒

私の出入りしている葬儀社には、外部より女性スタッフも入っています。
こちらでは、浄土真宗が多いので流れ的にはあまり変わりません。

【通夜】
阿弥陀経(もしくは正信偈)→法話→御文章(御文)

【葬儀】
出棺勤行(棺前勤行)→路念仏→葬場勤行→導師退席(喪主お寺に挨拶)→弔電→喪主挨拶→閉式→出棺

経験の少ない女性スタッフでも、一応の手順はすぐ覚えられます。
10回も経験すれば一人前の料金がもらえます。
セレモニーレディともいうのでしょうか?
会葬者の案内・寺院の接待などで誰でもできるような仕事内容です。

先日、曹洞宗の葬儀がありました。
曹洞宗の寺院は、基本を大事する宗派で浄土真宗とは違い歴史のある宗派です。

高祖 道元(1200−1253)
本尊 釈迦如来
唱名 南無釈迦牟尼仏
大本山 永平寺 総持寺

鳴物もいろいろと用意をしなくてはなりません。
女性スタッフに鳴物の名称を質問してみると、全然分からない。
せめて、印金 木魚、太鼓 鐃鉢 磬子
その他、茶湯器 松明 長線香 曲録 

道具は覚えてほしいですね。

ましてや諷経という言葉さえ知らない。
こんなんで、いいの・・??
葬儀は、もっと難しく、且つ緊張を伴い厳粛であったと思うのです。
ですが、ある一定の事柄であれば経験の浅い担当者でも、形になっている様な気がするのです。
外から見れば...

葬儀がかつてブラックボックスだった時代より、今や情報公開されて良い状態だと思います。
しかし、レベルが下がるのも同時に進行しています。


2008年5月7日(水曜日)

親族で納棺

カテゴリー: - touse @ 00時29分34秒

今では、珍しい仕事が入りました。
納棺を立会いしてほしい・・?
私がこの業界に入ってから納棺は葬儀社がすること。が当然のように携わってきました。
私が葬儀社に勤めだした頃は、そういった納棺立会いが行われていたのですが、実際には見たことも経験がありません。

仏衣を着せ替えして報酬を得ていましたので、お客様の意向であっても100%納棺師として納棺していました。
喪家に伺うと、いつも通りの雰囲気・・
いざ・・納棺時には、誰が主導権をもって行うのかさっぱり??
身体を拭く作業も化粧を整える様子もない。
ただ、柩に故人の遺品を用意しているだです。

顔はすでに化粧を行ってあったので、顔はそのまま。
手と足だけを少し拭いていただき、足袋を付けていただく。
男性三人で、仏衣を浴衣の上から着せていただきました。
そのまま、柩に納棺していただき、遺品とお花を入れていただき出棺。

中送りのとき喪主をこんな納棺ではなかったような・・・?
というより、さっぱり理解をしていない。
ただ、料金を下げたかっただけみたいです。
子供は、二男一女いるのに、こんな納棺で良かったのだろうか?
納得のできない仕事でした。

あまり、こんな仕事で良いと思われると困ります。
しかし、納棺だけは決して行われないと確信できました。
子供ならともかく、親戚の男性たちは嫌がっていた。(すこし・・可哀相なくらいだった)
実際に遺体を触って、目をそらすくらいでした。
「実際にこんなことさせられるくらいなら自分がお金を払いますよ。」
喪主に聞こえないように耳うちされました。

こんな、納棺は指導する側も納棺する側も共に嫌な思いをしてしまいました。


2008年5月2日(金曜日)

散る桜、残る桜も、散る桜

カテゴリー: - touse @ 16時28分03秒

今の世の中は色々悩みの多いものであります。
仕事のこと、子供のこと、自分の将来、夫婦の仲、健康や金・・・
幸せより悩みのほうが重たくなって各人に肩にずっしりのし掛かっているのではないでしょうか。
しかし、今まで生きてきた人生を一度振り返ってみてください。
決して苦しいばかりではなかったはずです。
過去、現在、未来。
明日のことを心配しすぎていませんか。
明日は誰にも分からないものです。
分からない明日を悩むより、今日を精一杯楽しみましょう。

「散る桜、残る桜も、散る桜」

良寛の作とも親鸞の作ともその後に詠まれたものとも言われていますが、今どんなに華やかでも、散らない桜はないと心得るべきことで、人生の機微に触れた名句と思います。

人はどのような原因であろうとも、一度は必ず死ぬものです。
一度だけの人生だから、毎日を精一杯楽しく大いに努力して、もがきながらでも生きていこうではありませんか。


2008年4月28日(月曜日)

通夜の法話

カテゴリー: - touse @ 17時21分03秒

お寺が、葬儀のとき住職と小寺(作相)で行われます。
最近では、小寺さんが少なくなり仲の良い住職や親戚の住職に頼むことがよくあります。
今回は、通夜のときは、住職と若院がこられました。
住職は、年配なのでお勤めも法話も上手い、しかし内容が濃いのだがとにかく長い・・・
通夜は、1時間弱・・ お参りの方も下に俯いて居眠りしている人もチラホラ。。
横に付いていた若院も、時計を見ながら小さな声で「そろそろ・・」と聞こえた。
住職一人だと、まだまだ続いていたかもしれない。
ありがたいお経は、良いのだがあまりにも長い法話は辛いものがある。
お釈迦様の教えを説くのであれば、わかるのだが全然関係のないテレビの感想やチベット問題がどうのこうの。。
そんなことをこの場で話さなくてもいいだろう。テレビや新聞等を読めばわかるでしょう。

私たちが望む法話とは、何でしょうか。?
「お釈迦様の教え」「葬儀の作法」「故人の経歴」「戦争の出来事」「その他」いろいろありますね。
法話は、お通夜では20分前後がベストかな。7時に始まったら、40分で終って欲しいですよ。
早く帰りたいしね。


2008年4月17日(木曜日)

新しいナレーション作り

カテゴリー: - touse @ 17時33分24秒

71歳の男性の葬儀
ナレーションを作成するには、故人の経歴や人柄について遺族や親族から伺います。
葬儀では、生前の人付き合いなどがよくわかります。
お参りにいただく方には、故人や遺族の付き合い方が様々です。

今回は、故人は複雑な関係があり取材が困難な状況でした。
箇条書きで、故人の経歴や人柄を取材しているうちに、次女が詳細な経歴を言ってほしくないと申し出られました。
よくよく、話を聞いてみると故人は離婚経験もあり子供も離婚している。
子供としては、「生前中に親が苦労したことをわざわざ公表する必要はないでしょう」と言われました。
打ち合わせでは、仕事や趣味を中心に取材をさせていただきました。
希望をもって社会に貢献すること、腕自慢をよく語っていただきました。
いつも、以上に内容の濃いナレーションが作れました。

こちらの都合で簡易に作成するナレーションよりも遺族のそのままの言葉を使うことの大事さを知り得ました。
地元の方言も多発して参列いただいた方々にも好評でした。

苦情から始まり、最後は想いのこもったナレーション作りをできたことは今後の仕事にも励みとなりました。


2008年4月12日(土曜日)

自宅葬

カテゴリー: - touse @ 22時28分42秒

3年ぶりに隣の県の葬儀に行ってきました。
と言っても、葬儀社は地元の葬儀社が施行しています。
葬儀は地域によってやり方が様々、今回は曹洞宗で葬儀の前に施餓鬼(正しいかな?)という儀式を行われ旗をぶら下げて行われます。約20分程度のお経。
続いて、内葬儀→外葬儀→出棺 1時間20分程かかりました。
会葬者も長い葬儀とわかっているので、お勤め中は春なので、陽気のせいか首を下げて眠っている方もチラホラ・・・
弔辞もお孫さんが、お別れの言葉をしみじみと拝読。
会場も自宅だった。久しぶりだな〜。
集落ぐるみで近所の方や世話方の方もみんな温厚な方で、和んでいました。

私がよく言う、良い葬儀とは。。
「天気が良く」「お参りが多く」「お供え物がたくさんある」どうでしょうか?
現在は、サービス一番の時代「やって当たり前」ミスは、「苦情」
葬儀が、サービス業になってしまったこの頃。
近代的な豪華な祭壇、デジタルな演出、女性のサービス。
確かに、サービス業をして考えるならば、しかたないのだが・・・
葬儀は、宗教儀式なのでお寺を重んじ、地域の密接な互助精神で成り立っているのではないでしょうか。


2008年4月5日(土曜日)

お別れの言葉が・・ミスった

カテゴリー: - touse @ 12時14分31秒

葬儀の打ち合わせのとき、喪主と世話人の代表とよく打ち合わせをします。
偶然にも、今回は兄(養子)の家の分家の葬儀司会をすることになり、喪主の方も何度かお会いしてました。
遠い親戚なので、親が香典を出しています。親族の司会は、やはりやりにくいものです。みんな知人ばかり・・
兄の家が、本家なので世話方をやっていたので、打ち合わせはすべて兄とおこない、すべてこちらに任せてもらっていました。
葬儀は、いつもと同じように進んでいたのですが、葬儀終了間際に兄から「孫の弔辞がある」と突然飛んできました。
閉式の案内を行った後だったので、もうどうしようもない。
話を聞くと、兄も聞いていなかったようで突然の対応ができなかった。
喪主と話し合い、「孫の弔辞だから火葬場で柩に入れます」
葬儀担当者に相談してみると、今回はこの後初七日法要してから出棺するのでお勤めが終ってから親族だけだが「お別れの言葉」として読んでいただいてはどうだろうか。
短い言葉だったが、意義のあるお別れで遺族の方に「ミスだったがすごく良かった」と返事をいただいた。
当然、喪主とよく打ち合わせをしていれば回避できたトラブルでした。
親戚というブラックホールに、はまってしまった。


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