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納棺日記 カテゴリ一覧
納棺日記 月別過去ログ

2008年5月7日(水曜日)

親族で納棺

カテゴリー: - touse @ 00時29分34秒

今では、珍しい仕事が入りました。
納棺を立会いしてほしい・・?
私がこの業界に入ってから納棺は葬儀社がすること。が当然のように携わってきました。
私が葬儀社に勤めだした頃は、そういった納棺立会いが行われていたのですが、実際には見たことも経験がありません。

仏衣を着せ替えして報酬を得ていましたので、お客様の意向であっても100%納棺師として納棺していました。
喪家に伺うと、いつも通りの雰囲気・・
いざ・・納棺時には、誰が主導権をもって行うのかさっぱり??
身体を拭く作業も化粧を整える様子もない。
ただ、柩に故人の遺品を用意しているだです。

顔はすでに化粧を行ってあったので、顔はそのまま。
手と足だけを少し拭いていただき、足袋を付けていただく。
男性三人で、仏衣を浴衣の上から着せていただきました。
そのまま、柩に納棺していただき、遺品とお花を入れていただき出棺。

中送りのとき喪主をこんな納棺ではなかったような・・・?
というより、さっぱり理解をしていない。
ただ、料金を下げたかっただけみたいです。
子供は、二男一女いるのに、こんな納棺で良かったのだろうか?
納得のできない仕事でした。

あまり、こんな仕事で良いと思われると困ります。
しかし、納棺だけは決して行われないと確信できました。
子供ならともかく、親戚の男性たちは嫌がっていた。(すこし・・可哀相なくらいだった)
実際に遺体を触って、目をそらすくらいでした。
「実際にこんなことさせられるくらいなら自分がお金を払いますよ。」
喪主に聞こえないように耳うちされました。

こんな、納棺は指導する側も納棺する側も共に嫌な思いをしてしまいました。


2008年3月31日(月曜日)

血止め

カテゴリー: - touse @ 01時11分35秒

70歳の男性を納棺させていただきました。
男性は、体重が80キロ程度でしょうか?火葬炉の関係上、普通の平棺を使用します。
遺族から左胸あたりに血止め用かわからないが、乾電池程度の異物があるらしい。
看護師から「納棺時に取り除いてください」と指図があったらしい。
確かに左胸上部に包帯とテーピングでしっかりと異物が押さえられていました。
包帯は血で真っ赤、もう一つ硬い物質?
テーピングと包帯を外すと体液が少し出てきた・・
納棺前なので、ビニールを当てて体液が出ないようにしっかりとテーピングをしました。
安全がと思い、着せ替えをしましたが、左側の襟や袖にうっすらと仏衣がピンク色に染まっている。
病院から安置をしたときに、シーツに血が出て背中辺りに付着した模様です。
私の処置は良かったと思いますが、背中まで確認をしなかったのがミスでした。
背中に付着している血を付かないようにするには、人目があるときはなかなか難しい。
血止めの処置をしてあるので、これ以上の出血はないので遺族も安心したようです。


2008年3月29日(土曜日)

布張りのお棺

カテゴリー: - touse @ 01時10分08秒

長い間、病院のベッドで治療をしていると背中やお尻に床ずれになり易いものです。
そして、寝返ってまま身体が曲がったり、膝が曲がったりしてそのまま亡くなるかたもよくいます。
今回も、身体が左側に傾いていていながら、膝も直角ぐらいに立っていた。
ドライアイスがそんなに効いていなかった。親戚の方がたくさんいたので、柩に納棺した状態で、乱暴だが柩に納まりきらないので腰の骨を外ずして何とか納まった。
かなりの「ボキッ」と音がした、さすがに遺族は嫌なそぶりをしたが仕方がない。
長老の方が、柩の納まって「良かった。良かった。」と連発・・・
最近は、布張りで蓋が台形に盛り上がっている柩も販売されています。
こんなときに限って、平の棺を用意している。納棺士は大変だよ。。。
布張りのお棺は、原価が安く見栄えが良いので比較的高価な料金になっている。


2008年2月29日(金曜日)

45歳の女性

カテゴリー: - touse @ 01時08分01秒

45歳の女性を納棺しました。
女性が自宅で、死亡していた検死が行われた葬儀社が赴いて自殺かもしれないかも・・?
しかし、首に痕跡も無く不審な遺体でした。
鼻から血が出てて処置。遺族には、ガスが発生して変色か顔面肥大になってくるかも。。と説明

翌日、納棺寺には顔がほのぼのと赤みがかかっていて状態は悪くない。
よく、ドライアイスが効いていたのだろうか。前日の処置が良かったと担当者に報告。
若い女性なので、お化粧と思い「本人が使っていた化粧道具はありますか」と訪ねる。
中学生の娘が、「10年前の化粧道具ですが、使えますか?」
「大丈夫ですよ・・ 使えなかったらこちらの道具を使います」
暗めのファンデーション・口紅しかない。。
周りの親戚たちが「本人の使っていたものを使うのだから一番の配慮ではないか。。」
こちらにも気を使っていただいた。
多少は黒く仕上がってしまったので、白粉で押さえ綺麗になったのではないだろうか。
一方的にこちらの化粧品を使うのと本人の化粧品を使うのはどちらが正しかったか?


2008年2月11日(月曜日)

二歳の女の子の葬儀

カテゴリー: - touse @ 01時06分18秒

二歳の女の子の葬儀をしました。
風邪をこじらして病院に駆け込んで、治療をしていたのですが病院内でインフルエンザに感染したらしい。
抵抗力のない幼い身体に、菌が入り込み死亡にいたりました。

納棺は、両親により手厚く納められました。どんな気持ちだったでしょうか。
お棺は、4尺の小さて布張りの綺麗なお棺を用意してありました。
祭壇に飾ってある写真も愛らしく可愛い写真が飾られていました。

両親共打ち合わせが出来ず、親戚側の代表が取りまとめていました。こちらの指示通り動いていただき大変助かりました。
お通夜は、両親のお友達・同僚とかたくさんのお参りでございました。
子供も、上に長男と次男がいるので、その保育所友達もたくさんお参りがあり予想を裏切り香典返しが足りなくなってしました。
葬儀会場のお寺はあまり広くないので、大変お参りの方には迷惑をかけてしまいました。
喪主挨拶のときは、さすが涙が堪えきれず大泣き・・・
会葬者皆、もらい泣きをしてました。

幼い子供の葬儀は今までに2回程度施行させてもらいましたが、今回も辛い葬儀でした。


2008年1月31日(木曜日)

またも出血

カテゴリー: - touse @ 02時09分48秒

88歳の女性を納棺しました。
私の場合、右側から作業をするのですが、気づかず手さぐり状態で浴衣を脱がしたところで左腕から出血が気づきました。
腐敗も進んでいて、肌がボタボタ状態、出血量は少ないが何箇所からも出血していてポリマーシーツも真っ赤に染まっていた。
途中経過の中、親戚の方も大勢いるので布団の中で、左腕の出血処理(油紙と綿花)を行いました。
もちろん、敷布団に血が付着していてこのまま仏衣を着せると間違いなく仏衣に血が付いてしまうので処置をしたゴミ袋を置いて仏衣の付着を防ぎましたが少量の血が付いてしまいました。
左腕の出血処理で15分程度かかってしまった。
少し仏衣に血が付いているので、心持ちが良いとは言えないだろう。
私の納棺服にも血が付いてしまい、ズボンを処分することに・・・(新しいズボンだったのに(>_<")  )


2008年1月27日(日曜日)

オムツの対応

カテゴリー: - touse @ 02時07分48秒

65歳の男性が、自宅で亡くなっていた。
死因は、夜中にお酒を飲んで滑って転んで打ちどころが悪かったのだろうか。
気絶したまま、夜中の寒さに凍死が直接の原因らしい。

私が駆けつけたときは、すでに自宅の部屋に運ばれていて、布団と毛布に包まれていた。
顔の損傷も左目の切り傷、鼻の打撲等が数箇所にわたりあった。
何故か、身体中に枯葉が散乱(特に下腹部)・・・
家に入れるときに、体重がある男性なので、引きずって運んだのだろうか?
ともかく、お湯とアルコールで身体全体を洗浄。(30分ぐらいかかっただろうか)
オムツをはかせるために、身体を横にしたとき、鼻から血が大量に出て絨毯を真っ赤に汚してしまった。
ビニール袋を用意してとにかく血を出すだけ出した。

また、困難にもお尻が大きくてオムツ(Mサイズ?)が収まらない。
仕方なく、オムツをを当て反対側をガムテープで止めて落ち着かせた。
後は、浴衣を着せて安置することができた。さすがに一人ではキツイ仕事だった。
今度、LLサイズのオムツを用意しておかないと対応ができないことに気づきました。


2008年1月19日(土曜日)

注意事項

カテゴリー: - touse @ 02時06分10秒

葬儀社に指摘されました。
仏衣に付属しいている念珠がご遺体にかかっていました。いつもかかっている念珠の確認しています。
担当者は、事前確認しているから再度言わないでほしいと。
また、柩に遺品を入れることを確認したら、柩に入れるものは遺体の横に置いてあるので言わないでほしいと。

結局、担当者がすべて説明しているから納棺士の説明はイラネッ(゜Д゜=)ノ⌒゜ってこと・・・。
「次回からは気をつけます」と帰ってきました。
請負の仕事とといってもやはり下請けなんだな・・
当家はすごく綺麗にしていただき喜んでいただきましたが何かスッとしない仕事だったなぁ〜〜。。
礼儀をわきまえている担当者ですから、仕事が終ってから事務所にて注意される。


2008年1月11日(金曜日)

親族は場外へ

カテゴリー: - touse @ 02時04分27秒

私たちが行っている納棺は、布団の中で身体を見せないように仏衣を着せ替える納棺をしています。
80歳の女性で、娘が二人・・
納棺勤行は、仏説無量寿経を唱えられてからお寺様が帰られました。
私が納棺の準備をしていると、世話方の方が親族をすべて仏間から追い出しました。
「皆さん、見ていてもいいですよ」と問いかけましたら、
「故人の意思なので、身内だけでお願いします」
「わかりました」
娘二人と世話方一人のみで納棺を立ち会うことに・・
後から少し話を聞いてみると、「年老いたぶざまな身体を見られたくない」強い意志であった。
確かにほとんどの遺体はぶざまなことには、違いない。
それを綺麗に整えのが私たちの仕事だと思っていました。
大きな間違いだということを痛感しました。
それは、ぶざまな遺体を最初に見る事から始まるのです。整った容子だけを見てほしいと願望。
言われてみれば、そうですね。
小さな子供に遺体はあまり見せないと言います。
印象の強い遺体は夢に出るから・・・?
反対に今まで長い間一緒に住んでいたのだから、怖くない子供もいます。
人によっていろいろな考え方があるんでしょうね。


2007年12月29日(土曜日)

写真加工の技術

カテゴリー: - touse @ 01時58分51秒

真言宗の檀家で、60歳の女性が亡くなりました。
私は、葬儀社より通夜菓子と納棺道具一式と遺影写真を持って喪家に伺いました。
喪家に遺影写真を渡しました。

喪家には、先祖代々の写真が仏間に4枚飾ってあり、その中に男性の写真がすごい変色していると指摘がありました。
10年前に葬儀を行ったようで、それ以前の写真は白黒だがはっきりと映し出されていました。
A4サイズの「写真を修正してほしい」と申し出があり、変色した写真からは新たに作っても変わらないと返答。
喪家には、小サイズの写真も作ってあり、変色度が少ないようです。
のちほど、落ちついてから修正するということで合意されました。
最近はカラー写真が主で、変色も少ない。10年前はカラー写真が出始めだったので変色が多いようです。
最新技術は、そんな段階を経て進歩しているのだと思うこの頃です。


2007年12月9日(日曜日)

献体登録の男性

カテゴリー: - touse @ 01時56分43秒

80代の男性で、白菊会に入会の遺体を納棺することになった。

献体とは、医学大学における人体解剖学の教育と研究のために、自分の死後、遺体を無条件・無報酬で提供することです。
将来、医師・歯科医師を志す学生が、人体解剖学実習で人体の構造を知るとともに、献体者への感謝の気持ちと自らの責任を自覚し、より良い医師となるために必要な「医の倫理」を学ぶという大きな役割を担っています。

葬儀のときは、一般葬と同じように霊柩車で出棺しますが、行き先は火葬場ではなく、医科薬科大学で送られます。
数人の親戚だけでお供するが手続きを行ってからは、そのまま葬儀会館にて初七日法要を営まれる。

遺族のお話では、「遺体が返ってくるにはおよそ三年程度かかる」と聞いているそうです。
もちろん、遺族は献体の経験もなく葬儀社の指示通りに動くしかない。

納棺のときは、ドライアイスをできるだけタオルを置いて人体に損傷がないように配慮しました。
医学に携わる方なのでしょうか?


2007年12月8日(土曜日)

交通事故で十八歳の女性死亡

カテゴリー: - touse @ 01時55分07秒

十八歳の女性が交通事故で亡くなりました。
交差点で14トントラックと衝突して、救急車で某市民病院に運ばれましたが三時間後に外傷性ショックにて死亡を確認。
死亡確認後、ホールに直接遺体を安置されました。
両親と若い姉妹が遺族でした。
納棺のときも、六人しかいない状態で行いました。

ここまでは、よくあることです。
葬儀社のスタッフより宗旨は浄土真宗で行うが、「家族全員なんか変わった信仰があるみたい」?
なんだろうとも思い納棺中、はじめて聞くお経??
「○×△□×△○×・・・」
「○×△□×△○×・・・」
「○×△□×△○×・・・」
「○×△□×△○×・・・」

何か二十八回がどうのこうのと言ってました。
・・・・経

とにかく、はじめてのことでしたので、「はい」「はい」と言われるままに。
白衣と袴と輪袈裟と経本を用意されていました。
通常の経帷子を着せて、その上に白衣を着せました。袴は了承の上、乗せる程度にしました。

化粧も姉妹のおこなっていただき、髪の毛の両側を三つ網に編んであり、かわいい仕上げになりました。

やはり、お花を入れるときは家族皆、涙・涙でした。
久々の若い女性の納棺は、悲しい思いをしました。 合掌。


2007年12月6日(木曜日)

酒一升が・・・

カテゴリー: - touse @ 01時53分01秒

長い間、行っていなかった葬儀社から納棺依頼があり、久々の仕事だぁ〜。
三ヶ月は行っていないかもしれない!!

この地域では、納棺士にお酒1升必ず当たった。
葬儀社が打ち合わせの段階で、「納棺士にお酒1升あげてください」と説明してるようで毎回あたっていました。
なぜ、お酒なの?思う。
昔は、故人縁者の男が数人してシャツとステテコ姿で、威勢よく納棺してたと聞いています。
死者を触るのを嫌い、触ると嫌なものだと聞いている。
お酒の力をかりて、勢いで縁者たちが納棺を行ったようです。

そのなおりで、お酒を「きゅ〜と飲んで」納棺を頼まれます。
納棺後は、「お風呂に入っていってくれ!」と進められる。
いまだに、こんなことをいってくれる組合の方がいる。
納棺の良し悪しではない。遺体触ることの感謝の気持ちのあらされだと思っています。
昔の慣習は、我々納棺士にはすごく値打ちのある商売でした。

現在は、遺体を触る仕事をしている者が多くなり値打ちが無くなってしまった。
より良いサービス、丁寧、親切が重要視されがちになってしまい、価値観が以前とは違った形としてなってしまった。

そして、葬儀社の社長から「他の葬儀屋はお酒を出しているか?」と訪ねられ、
「形は違うが寸志が出るところもあります」

その言葉に追求され、寸志も少ない現状を見透かされてしまった。
残念だが、それをきっかけに今だお客様からお酒をもらっていない。(>_<)

納棺士の唯一の楽しみを奪われてしまった。
葬儀もセレモニーレディの進出や葬儀会館の建設により大衆化が進み、誰でもできる時代になっていまった。


2007年11月14日(水曜日)

遺体の管理

カテゴリー: - touse @ 23時15分57秒

葬儀社によって、遺体の管理の仕方が違います。
ほとんど、葬儀社はドライアイスを利用して遺体の腐敗を遅らしています。
10キロのドライアイスを4分割して、ドライアイス屋から購入しているようです。

病院または、自宅でなくなった場合、自宅の仏間に遺体を安置します。

一.10キロを胸部や腹部に二個づつ置く。明朝、もう10キロ重ねて置いて納棺時そのまま全部入れる。

一.10キロを胸部や腹部に二個づつ置く。納棺時に5キロだけ入れる。

一.7.5キロを胸部に一個、腹部二個を置く場合。納棺時に10キロを入れる。

一.5キロを胸部や腹部に一個づつ置く。明朝、5キロ入れる。納棺時5キロ入れる。

ドライアイスは、腐敗の進行を遅らせるのが目的です。しかし、ただたくさん入れれば良いものではありません。
あまり、たくさん入れると遺体がカチンカチンになってしまいます。また、ドライアイスは湿気をよびますので掛布団や浴衣がベタベタになってしまい霜がものすごい状態になっています。
また、浴衣に直接置いてしますと、身体が真っ赤に火傷します。タオルやバスタオルを置いて火傷防止をすること。
厚い掛布団をかけるとドライアイスの減りも少なくなります。ちょっとした心がけでドライアイスの量を減らして腐敗の進行を遅らせるとお客様に安心させることができます。
タオルを持参するのではなく自宅のタオルを借りるようにすると目で見ておられますので丁寧に扱ってくれる印象が大事です。
葬儀社は、葬儀を滞りなく進めることが役目ですが、遺体を火葬するまで管理をするのも大事な仕事だと思います。


2007年8月9日(木曜日)

ホール直入り

カテゴリー: - touse @ 10時56分08秒

三回連続で、ホール直入りの仕事がありました。
一人暮らしの老人ばかりです。

核家族が進み、一人暮らしの老人が増えてきたんですね。
そんな、お客様は遺族室で通夜・葬儀を行いことが多いようです。
しかし、簡単に葬儀行うにしても日程は同じことをやりますので葬儀社としては一般的な業務をすることになります。

数人の親戚が集まり、打ち合わせ・納棺・通夜・通夜ぶるまい・葬儀・初七日法要と同じ親戚がお参りします。
会葬者も来なく身内にて葬儀を行う、こんな時代がくるとは思いもよりませんでした。
これからも、こういった葬儀が多くなるんだろうか?
私たちは、納棺をするだけだが葬儀社にとっては利益ならない。

大きな施設に数人のお参りそして3日間貸切状態、ある料亭より効率が悪いのではないでしょうか。
ひと昔前までは、葬儀屋は儲かると言われ、今ではボランティアみたいなもんですよ。
これからの葬儀社は大変だろうな。


2007年8月5日(日曜日)

納棺は早めに推進

カテゴリー: - touse @ 13時21分59秒

八月に入り、ようやく梅雨が明けました。
この時期は、遺体の腐敗の進行が早く納棺師には辛い時期です。
早速、すごい異臭に出会いました。
九十歳の女性で、表面的には綺麗なお顔をしていましたが身体に皮膚が次から次へと皮膚がめくれるほどです。
身体は、経帷子(仏衣)が汚れるなど・・・
最悪は、顔を拭いているときに皮膚が破ける
思いもよらないアクシデンドに化粧でごまかそうと濃いファンデーション使ったが、肉には化粧がのりません。

仕方がないので、WAXをつかって化粧のやり直し・・時間がかかってしまいました。所要時間(50分)
暑い部屋で50分は、親族にとっては長すぎますね。
夏場の納棺時間は、30分内にとどめましょう。

ドライアイスもこの時期は、溶けるのが早い・・
腐敗している遺体は、柩に入ってしまえば密室状態になるので自宅以外でしたら、これ以上入れる必要はないですね。
夏場は10kg程度×2回が普通ですが、納棺は早めに推進したいものです。


2007年6月5日(火曜日)

ためらい

カテゴリー: - touse @ 22時34分30秒

先日、松岡農林水産大臣が、首を吊って自殺をしました。
同じ時期に60歳の男性が首吊りをして亡くなりました。
近所のお葬式にお参りをしてくるといって家で出て行ったまま帰らざる人になりました。
警察署のガレージにステンレスの上に遺体が乗っかっています。
首筋に痛々しい食い込んだ痕跡、少し時間が経過しているのか硬直がほとんどありません。
体もかなり汚れていたので、アルコールで身体全体を洗浄。
気になったのが、右手が硬く握り締めいたことです。
肘からこぶしにかけてすごい力が加わったようです、「ためらい」でしょうか?
通常だと、両手が強く握り締めているのですが、右手だけだとは・・・
右手を開いてみるとやはり手の甲の真ん中が傷がくっきりと残っています。

何故、家族に葬儀にお参りに行くと言って行方不明になったのか?
いろいろな推測をしていましました。
「香典のお金がなくて・・」
「借金苦・・」
お金のことばかり考えてしまいました。

真実は糖尿が苦になって自殺したらしい。


2007年4月14日(土曜日)

密葬

カテゴリー: - touse @ 00時07分36秒

本来の密葬とは、社葬などの大きな葬儀を行う前に、親族のみで火葬を済ませて行う葬儀を密葬と言われます。
しかし最近では、一般の方を呼ばずに葬儀を行う場合を”密葬”と呼ぶようになりました。

二件続けて、密葬に遭遇しました。
一件目は、県営住宅の一人暮らしの女性、創価学会で行い自宅の仏壇のご本尊を利用して葬儀社で用意したのが、柩と経机と焼香代その他は自宅で用意されたもよう。
納棺が終わって、蝋燭台がないのに気づき親戚の方に用意するようにお話をしました。
三階だったので、柩を入れるのに狭い階段を数回にわたり周り・・(柩の角を少し傷を付けたかも・・?)
出棺のときも、大変だろうなと思って当家をあとにしました。

二件目は、すでに葬儀会館の控え室に遺体が安置をしてあり、これも柩と経机のみ・・
納棺の立会いは喪主一人だけ、通夜も行わない。翌日葬儀のみのお勤めをして火葬場へと送られました。

一言に密葬とは言ってもいろいろなやり方があります、考えられる要素として以下のようなやり方があります。

人数を制限したお葬式
比較的家族葬をアピールし、価格的にかなり割高な内容を提供している葬儀社さんが多い用ですが・・・確かに大切な人をお送りするのに気持ちは大切ですが「気持ち=お金」ではないと思います。
これはやはり良心的で気持ちを大切にしてくれる葬儀社さんに出会えるかどうかでしょうか・・・。

火葬のみ
最近はこういった形式の方もふえていますね・・・。
葬儀にたずさわっているものとしては悲しい限りですが・・・。
やはり施設に入っていて身寄りの無い方、親戚はいても遠縁の方などの場合でしょうか?
実際には火葬後のお骨の行き場とか、いろいろと問題はありますね。


2007年4月3日(火曜日)

納棺勤行

カテゴリー: - touse @ 21時42分30秒

納棺するときは、納棺勤行というお勤めがあります。
曹洞宗・日蓮宗・真言宗などは、よほどのことがない限り納棺中に共にお勤めをおこなわれます。
浄土真宗は、納棺前・納棺中・納棺後・通夜でとさまざまなのです、地区によってもバラバラまた同じ地区にによってもお寺によりさまざま・・・?
なぜ、こんなに違うのか? 浄土真宗の歴史は浅く親鸞聖人(1200年代)、浄土真宗の門徒が増えたのは蓮如上人が近畿・北陸・東海などの地域で教化活動をして、念仏者を次々と生みだした時代。
お寺様にお話を聞くと、禅宗系の寺院が改宗された寺院も多く、昔ながらの風習をそのまま受け継いだことも原因があるのではないだろうか。

今回も初めてお会いするお寺様であり、いつお勤めをおこなうのかわからず?時間になると坊守?だろうか来て、お勤めをどの時点でおこなうか相談しました。(結局、祭壇に柩を納めてからおこなう)

そして、不思議なのがあるお寺様いわく、納棺中はリンは必要ないことですが風習でみんな鳴らしています。
いつもは、近親者にリンを鳴らしていただくのですが、いつのまにかお寺さんが鳴らしてた。


2007年3月15日(木曜日)

82歳のおばぁちゃんの納棺

カテゴリー: - touse @ 00時24分13秒

納棺の時、柩の中に故人が愛用していた品々をよく入れます。
今回は、おばぁちゃんは信心があつくよくお寺に報恩講などよく出かけていたそうです。
柩には、その時に掛けていた輪袈裟(紋章)をかけてくださいと言われた。
輪袈裟もみかけない品物で、浄土真宗の下がり藤が描いてあったのですが、少し違うようで本山でもらったのではないような?
派が違うのかな?輪袈裟に金のバッチも付いていました。
梵語のような文字が描いてあり、読めません。(>_<)

柩には金物は入れてはいけないと葬儀社の方に言われたようで、バッチが遠慮していただいた。
燃える物といえば、紙・服・お菓子・果物などなど・・
火葬場の火夫が言われるのは、紙(本や雑誌)は焼却しても残が残るそうです。考えてみれば、紙は燃えるが無くなりしない。窯の中を掃除するのは大変だろうな。
私は、火葬場の仕事はしたことがないのでよくわかりませんが、掃除が大変だと思う。。。
例えば、窯の中のすす・煙突内のすすなど・・どうやって掃除をしているのだろうか。
遺族の方は、そんなことも知らず、なんでも柩の中に故人の遺品を入れたがる。
確かに、遺族にしてみれば成仏してほしい、いつまでも家族を見守っていてほしいという気持ちはわかりますが。
葬儀社側も火葬場側もまったく関係のない人の葬儀や火葬を行うわけですが、やって当たり前だけでは本当に弔うことができるのでしょうか。


2006年11月25日(土曜日)

友人葬

カテゴリー: - touse @ 00時32分26秒

創価学会の葬儀がありました。
納棺は、学会員が主導者のなり進行していきます。
私は、お経はよくわかりませんが、題目に入ってから納棺作業をします。
南無妙法蓮華経・・・

部屋は狭く、親戚と学会員が共に唱和をされる・・
喪主は、お経を唱えない? 学会員ではなのだろうか?ほとんどの親戚が唱えているのだが。
遺体は交通事故で死亡。顔には損傷が綺麗なお顔でした。身体はやはりかなりの打撲の跡が目立った。内臓破裂で死亡されたようだ。
顔の損傷がないので、女性用のメイクを施し綺麗に仕上がりました。特にフェイスマッサージが親族に大変好評。
納棺花も親族と学会員の方々にしきみをたくさん入れていただきました。しきみの匂いはかなり強いので柩の中は、顔が見えないくらいいっぱいになりました。やはり顔は見えないので手直しして納めました。

ここで、少し友人葬のお話です。
———————————————–
僧侶に依存しない“友人葬は”こうして始まった

釈尊とその弟子たちは、在家の葬儀に関わらないのが原則であった。
経典によれば釈尊が執行した葬儀は父と養母のみだそうである。 弟子達も自身の父母や仲間の僧の葬儀以外は関わらなかったという。
釈尊の在世中、葬儀は在家信者によって行われ、僧侶は介入しなかったのだ。 したがって死者に引導を渡すとか、塔婆供養とか、位牌を作れなどという教義さえもなかったのである。
いつのまにか僧が葬儀の主導者となる。いつのまにか僧が妻帯し住み家を持つ。 習慣とはおそろしいものだ。
生きるためとはいえ“出家僧”が葬式をおのれの生業とし、金銭を当たり前のように要求するそして今、葬式をネタに創価学会員である信者を恫喝する。
いまもって学会員が“爪に火を灯すよう”にして供養した“寺に住み”である。
以来、大石寺の俗僧に葬儀等の導師を一切依頼せず、家族や友人達で儀式を施行するようになった。
今、学会員による友人葬は、草の根レベルで着実に浸透し、 仏教本来の葬儀のあり方として確実に定着している。
友人葬は体裁や見栄という形式的な葬儀に疑問を投げかけ、さらには「死」という厳粛な事実を単なる慣習のみで、形骸化し僧侶任せにしてきた事への反省が結実したものといえよう。
形式にとらわれず、常に励まし合い共に生きてきた同志が集い、親しかった友人や遺族と共に故人を偲びながら、故人の成仏を心から祈り、真心から送る。
これからの葬儀を考えるうえで、大事な原点となることだろう。
———————————————–


2006年9月27日(水曜日)

指示を出す客

カテゴリー: - touse @ 22時58分37秒

四十三歳の男性が亡くなりました。
喪主は妻。子供はいないようです。
故人は、親と別居中で同じ市内でアパートに住所をおいていました。
アパートでは、遺体を安置するのはダメだということで、故人の実家に安置されました。
私は納棺を担当させていただいたのですが、葬儀社より「意味ありのお客様なので気をつけてほしい」と念をおされました。
内容は、まず遺体搬送を妻の知り合いがいる他互助会が故人の実家に搬送したのですが、父親が安置中の態度や作業に文句をつけ、頭にきた父親が互助会の人を追い返したそうです。そして父親の知り合いの地元の葬儀社に依頼されました。
翌日、自宅に従業員が訪ねて、棺や納棺用品を持参したときなど全員怒涛のように怒られていたようです。
それで、私が納棺に訪れてから最初に納棺花を整理しようとしていると、まず「水をこぼすなよ。」と指摘され、時間まで待っていました。
納棺時間になって、棺の蓋を開けて家の柱にかけようとすると「柱に傷が付く・・何かあてろ」と指摘され新聞紙をあてました。また、常時持ち歩いている、納棺用のケースを畳の上に置いていたら、「畳を汚すな!何か置け!」また新聞紙を置いて作業を開始しました。
「そのままでやるんか!!何もひかないのか!畳が汚れる!シートを引け!無いなら取りに行け!」時間になってから、無いものねだり・・・泡をふいて怒鳴り始める。
家の方に大量に新聞紙を用意していただき、遺体の回りに引きつめました。
とにかく、「仕事がほしかったら!きっちりと仕事をせんかい!普通のもんと違うんやぞ!」
さて、「普通とはなんぞや」と思い私も精一杯、故人をきれいにさせていただいたつもりです。遺体もかなり腐敗していて、鼻から口か汚物が出ていました。
最後、遺体で使用していた布団も地べたに置いてはいけない!!こちらで処分しますけど・・と聞いても「お前らには任せられない!こちらで燃やす!」
何をいっても、信用してもらえない!
この人、何者・・・?? 今までにいろいろな難癖に出会ったがこんなのは初めて。。

子供を亡くして、正常な精神状態ではないだろうが、葬儀でお金をいただくからには文句もいえないんだろうか??
私は、葬儀はビジネスと奉仕の両立だと思っていましたが考えが少しずれそうな気持ちです。


2006年9月4日(月曜日)

心臓ペースメーカー

カテゴリー: - touse @ 22時44分11秒

急に自宅で倒れて、救急車で病院に搬送されたが、死亡病院にて検死がおこなわれた。
死因は心不全。ペースメーカーを使用していたのでいろいろな原因が考えられます。
単に、心拍停止かペースメーカーの不良とも考えられる。

このペースメーカー、どうもケータイが出す電波と相性がよくないらしい(近づけると問題がある)ということは、みなさんもご存知の通り。
実際、病院内(の一部)ではケータイ等の使用は禁止されていますし、電車内でも電源を切るようアナウンスされているところがあるようです。
今日的IT社会の常識となりつつあります。
…にもかかわらず、公共空間−特に電車内でのケータイ使用やマナーに関して、相変わらず賛否両論、数々の議論が繰り返されていたりもするようなのです。

そこで、これらの問題をどう考えたらいいのか、この辺で再び確認しておくのもムダなことではないでしょう。
知っているようで実はよく知らない(かもしれない?)、古くて新しい「ペースメーカーと携帯電話の問題」

故人は62歳の男性で、いつ頃からペースメーカーを使用していたか定かではないが、古くて新しいペースメーカーを使用していたかもしれない。
病院で、ペースメーカーを撤去され、縫い跡から血が滲んでいた。テープを貼って出血を抑えたが多少仏衣に血が付いてしまった。
こんな場合は、浴衣姿のまま上から仏衣を着せれば良かったのだろうか?


2006年7月4日(火曜日)

転落事故の処置

カテゴリー: - touse @ 22時25分10秒

事故で、足を踏み外してコンクリート川の縁に頭をぶつけて死亡。
夕方、自宅に訪問してみるとまだ検視が終っていませんでした。監察医が私たちに頭が切れているので縫っておきますと言われ暫く退散。
30分程度したら、当家より電話が入り、検視が終わりましたので来て、処置をするように連絡がきました。
当家に到着して、家のジュータンに家に運んだときでしょうか?血こんが点々と散乱していました。
遺体は、頭部上部から額にかけて十数針縫ってあり、監察医が外科ではないのでしょうか?縫い方が間隔が大きく各部から血が出てきていました。二人で処置をしたのですが、まず、粘着テープで傷口を隠し吸収シーツを当てて網バンドで固定しました。最後に三角巾で見栄えが良いように縛りましたが多少血が滲んできたので応急的に撥水式の綿花を使って跡が残らないように処置をしました。
タオルやら脱脂綿をかなり使ってしまい。汚物袋も満タンぎみ。その後、身体も数ヶ所傷がありましたが血まで出ていなかったのアルコールで綺麗に拭いてからパンパースをはかせてから浴衣に着せました。
処置に30分、身体を綺麗にして15分出入り50分ぐらいの作業・・夏場なので汗だくでした。


2006年5月19日(金曜日)

三ヶ月経過の原因不明の死亡

カテゴリー: - touse @ 22時23分32秒

監察医———
それは、原因不明の、事件性の無い遺体を調べ、死因を究明する人を言う。
監察医と言う仕事は、実は戦後にできた比較的新しいものである。
それまでは、原因不明の死を遂げた遺体は、「餓死」「衰弱による死」など、割と適当に片付けられていた。

一方、検死官とは———
明らかに事件性のある遺体について、その原因を特定して事件解決の手助けをする人である。

今回は、三ヶ月経過の原因不明で自宅で死亡。
自宅に最初に来ていたのが、監察医か?一時間経過後、本部より検死官らしき方が到着。
時間が経過するとともに、廻りがざわめく・・
どうも、不信な疑いがあるため、解剖することになり遺体を渡してもらえなかった。
後日、解剖が終わり大学病院まで迎えに行きました。
警察官が二人車に遺体を載せてまっていました。遺体は納体袋に入っていて「遺体を見るのは避けた方がいいですよ」といわれました。
遺体はかなり腐敗が進んでいてミイラ化しているようです。実際にみなかったのでやや安心でしたね。


2006年2月26日(日曜日)

仏衣に血が・・・

カテゴリー: - touse @ 21時02分05秒

最近は、年輩の方の納棺が多かったのですが、今日は五十代の男性の納棺でした。
突然の死亡でしたの体も大きく、およそ80Kgぐらいでしょうか・・
最初に到着してからすぐに遺族から「鼻から血が出ているのでなんとかなるでしょうか?」という質問から始まり、「柩に気に入っていた服を入れてもいいでしょうか?」
ます、遺体を確認してみましたら、かなり鼻から血が流れて、枕も血染め状態。鼻に入っていた綿花をすべて取り出しできるだけガスを排出させてから青梅綿を挿入。仕上げに綿花を詰めて処置は終了。
ここまでは、なんなく処置はできましたが(謎)
仏衣を重いながらも着せ替えたのですが、左側の腕に血が付着していました。同時に私の白衣にも血が付着してしまい・・
救急車で病院に運ばれて、点滴か注射を左側に打ったのでしょう。テープがはがれて少量の血が流れてしまっていたのでしょか?意識をせず納棺をやってしまい仏衣を汚してしまった。
変えのズボンを持っていなかったのでそのまま帰宅。。。(-_-、)
汚点を残した一日でした。


2006年2月15日(水曜日)

仏衣の忘れ物

カテゴリー: - touse @ 20時58分43秒

午後四時納棺でしたので、三十分前に当家に入ります。
普段より、携帯用の納棺バックを持ち歩いて当家に伺っているのです。
最初の点検は、葬儀社が用意している柩、棺内用品(棺布団)、ドライアイス、納棺用のお花、棺巻、お寺さまの七条袈裟など点検します。
ご遺族さまに納棺時間を確認して、柩の中に入れる故人の遺品を定刻前までに用意していただけるように案内をします。
次には、遺体の状態の確認・・(腐敗状況など)同時に前日より葬儀社の方が入れてたドライアイスの撤去。
納棺前に、仏衣(経帷子)が用意していないのに気づき・・?担当者にすぐ連絡をしましたが納棺時間までにはとても用意が出来ない様子。。。
常時、車に一着持っていますので今回はそれを使って用立てしました。今回使った仏衣は、かなり前のもので少し黄ばんでいました。遠目ではそんなに目立たないし、こんな物だと思えばこういう物だという感じです。もちろん新品ですよ。
葬儀では、緊急の対応が必要・・故人・遺族には大変失礼だとわかっています。
完璧に葬儀を行なうことがどれだけ大変なことか・・ 忘れ物をしないように気をつけましょう。


2005年11月16日(水曜日)

窓越しの出棺

カテゴリー: - touse @ 18時30分26秒
一人暮らしのおばぁちゃんの納棺でした。
家は大変大きな造りで、一階だけでも六部屋はあったでしょう。しかし仏間は家の一番奥にあり遺体が安置してあるのが仏間です。
廊下には、いろいろな物が置いてあり、所々にカラーボックスがあり、その上はたくさんの物がのっています。かつ廊下の曲がり角に置いてありもの凄く狭く感じました。
遺体搬送時は、おばぁちゃんを抱っこして数人で仏間に安置したそうです。

さて、柩をどうやって仏間まで持ち運ぶかが問題で・・・(^^;;
現在、家の外壁を修理している途中らしく家の廻りに足場が組んであります。その間をくぐり抜けて仏間の一間の窓から柩を入れることになりました。
親戚も多く、およそ三十人前後仏間も続き間もないので遺族以外は全員たって見学・・・およそ三十分
狭いながらもいつもの通り、納棺が終わりさて出棺・・・
同じく窓越しに出棺、今度は遺体が入っているのでかなり重い!!なんとか男性七〜八人で慎重に出棺できました。
町でもないのに・・こんな苦労しなくてはいけないの。


2005年11月5日(土曜日)

焼身遺体

カテゴリー: - touse @ 18時28分31秒
九十歳の男性、焼身遺体を納棺させていただきました。
家の側で、男性が服に引火して全身火傷で死亡。死亡診断では、衣服にマッチの火が引火により全身やけどで死亡。
私が当家に到着したのが、午後三時半 午後五時の納棺となっていたので親族は全員集まっていない様子でした。

遺族や近親者には、五時まで遺体の処置をさせていただきたいと安置場所の戸をすべて締め切って処置をしようとしましが、なにぶん全身やけどで皮膚が焼けたすすが激しかったので身体の処置は断念!!
男性三人に応援を呼んで、即!敷き布団ごと柩に納棺させて頂きました。
処置としては、遺族側から顔だけでも白くしてほしいと希望があり、顔全体の皮膚をはがし(焦げた部分は簡単にはがれたが、生の皮膚の部分が問題)60%ほどでしょうか?皮膚の下は赤みがかかっていたが少し顔らしく見えてきました。
塗りのファンデーションもなかなかのりません。粉を利用しても皮膚になじまない!!
万が一に備えていた、WAXを使って下地を作成。所要時間約三十分!!
どうしても取れない皮膚の焦げ跡が段差になってうまくいかない(×_×;)妥協点をみつけて遺族に了解を頂く。白い粉で仕上げか・・・?
あっという間に五時になり、親族が集まって時点で納棺花を入れて頂いて納棺終了。

翌日、通夜午後七時より通夜、明後日、午前十時より葬儀なので、遺体の匂いがきになります。
柩の中には、ドライアイス10キロ、しきみ大量、脱臭剤、お香を入れておきました。


2005年10月14日(金曜日)

故人の顔

カテゴリー: - touse @ 18時17分41秒
お寺様に枕経をあげていただき、故人の縁者がたくさん弔問にこられます。
よく、故人の顔の上に白布がかけられています。その白布をそのままめくって顔を見られるこうけいを目にします。
遺族の了解もなく、勝手に故人の顔をみるのはどうでしょう?
遺族は、故人が亡くなり悲しみにたえません中、大勢の弔問に応対しなくてはなりません。弔問客は、言葉少なく「お悔み」を申し上げます。
遺族は、葬儀の手配や準備をするのも大切ですが、弔問客への対応も大事な仕事です。
マナーとして、弔問客には、「どうぞ、お顔をみてあげてください」と言われて初めて弔問客は白布を取って顔を見るようにしたいものです。

また、納棺のときに写真を撮影するがいました。
故人の亡くなった顔や体は、残したいものでしょうか?葬儀や通夜での写真を撮影するのは、かまわないと思いますが、遺体の写真はどうでしょうか?
それも納棺中着せ替えをしているときから、柩に納棺してから遺品を入れた状態で「ハイ・ポーズ」!!それはないしょう
映画、伊丹十三の「お葬式」の見過ぎじゃ〜〜ないの。。


2005年10月8日(土曜日)

新しい納棺服

カテゴリー: - touse @ 18時15分47秒
長年、葬儀の仕事をしていると礼服や白衣(納棺服)たくさん貯まってきます。
過去二十年間で礼服が上下15着、納棺服が10着使用しています。礼服は葬儀の司会の時に使用しますので、クリーニング代がよくかかります。
どうしても、クリーニングすると傷みがちになりますが、本当は私の体が大きくなったおかげで、サイズが合わなくなったのが事実です。

納棺服は、自宅の洗濯機を使用して丸洗いしています。少々お腹のサイズが合わなくても着ている時間が約1時間程度なので我慢をすれば長い期間着れますね。
よく、ズボンの膝がすりきれてくすんだ状態で黒く残ります。まれに畳の上にローソク燃えかすで膝が汚れてことがあり、これがなかなか洗濯しても取れないんですよ。

一週間前にユニフォーム店で新納棺服を購入・・・
ウエストが、85cm→90cmに変更・・しかし少々ガバガバ・・2cm縮めてもらいました。
新品の納棺服で初仕事
あまり、汚れなかった。。。
これからも、綺麗な容姿で仕事をしましょう。


2005年10月2日(日曜日)

三回目の納棺

カテゴリー: - touse @ 18時14分02秒
同じ葬儀社で、同じ家で二回の納棺することはよくあります。
私の記憶では、前年に行なった納棺はおじぃちゃんの納棺で家の雰囲気で少し覚えがありました。
喪主の方は、私のことを覚えていて段取りよく案内をして頂き、柩に入れる物も事前に準備をしてあり葬儀社で用意してある納棺花も指示をしてくれました。

葬儀社の方に聞くと、どうも三年連続で葬儀を出している家だそうです。
慣れてるわけですよ。

今回は明治三十四年生まれの大じぃちゃん新聞でも、年長者の死亡記事が掲載される葬儀でした。
親戚の女性からは、「前回お世話になりました」と声をかけられ、薄らうっすら思い出しました。
同じ家で仕事を行なうことは、葬儀社にとっても光栄なことで、もちろん私達納棺士にとっても大変光栄なことです。
毎年、少しづつ納棺のやり方に変化しているので、前回はどんな納棺をしていたか?心の中で不安になります、同じ納棺をすればいいのか?またレベルアップの納棺をすればいいのか迷いますよ。
昨年からはあまり変わったことは行なっていないので、自分のペースを乱さなく無事仕事を終えました。

家に帰って、記録をたどってみると、確かに三回とも私が仕事をしていました。
長年この仕事をやっていると、次回の仕事が廻ってくるのは一番嬉しいですよ。そしてやはり記録は大事です。
今の記録は、葬儀社・日時・故人名・喪主名・地域までパソコンに記録してあります。
パソコンを使うようになってからは、記録の大事さそして便利さが感じますね。


2005年9月24日(土曜日)

遺体シーツが・・・(-_-、)

カテゴリー: - touse @ 18時12分19秒
五十歳の女性で、息子が二人います。
病気は不明ですが、二週間程度入院していたそうです。
自宅に到着してかすぐ遺体を確認しましたら、まずポリマーシーツが汚れているのが気づきました。
顔も部分的にあざやシミが多く赤みをおびていました。身体の状態は、少し肥えぎみ・・ お腹がかなり膨らんでいましたので、ガスでも貯まっているのかなと思っていましたら、仏衣を着せ替えするときにシーツがベタベタ、オムツが破れて、オシッコがシーツから下の布団〜畳まで汚れてしまっていました。
肥えぎみの身体に濡れたシーツ、仏衣が滑らない・・(-_-、)  それに少し匂いが・・・(-_-、)
バスタオルを喪家よりお借りして身体、シーツをオシッコをできるだけ拭き取り着せ替えすることができました。

顔の化粧は昨日購入したロート製薬から発売している「トリートメントファンデーションUV」を使用。
乾燥性敏感肌用でキメが細かく塗りが良かった(^o^)
少し高価だが使いやすいかも。しばらく使ってみよう。

左足首に妙な血のかたまりがあり破らないように気をつけて足袋を履かせました。
納棺時には、親戚の男性に仏衣が少し汚れていたので、一人づつ手袋を渡して柩に入れていただきました。腰を持った息子さんがあまりの重たさに少し腰を痛めたかな?

久々に悪戦苦闘の納棺でした。
あるんだよな〜〜〜こんな納棺!!!

畳の汚れが気になり、留守番の方に水拭きなどしていただくようお願いしてきました。
喪家にも説明したので、苦情にはならないでしょう。


2005年9月7日(水曜日)

仏壇と勘違い

カテゴリー: - touse @ 18時08分21秒
67歳の男性の納棺
子供が喪主をつとめているのですが、まだまだ冠婚葬祭に関しては世間知らず・・
何を問い合わせても人任せ。親戚の方に聞いても「納棺花」は?と尋ねると火葬場の花と勘違い・・・火葬場の花はこんなにいらないだろう〜〜〜(/_-。)
使命感をもって大事に保管されていたようだ。(火葬場の花は葬儀場で別に用意してあります。)
見ればわかるだろう〜〜〜

お寺様が持ってきた七条と葬儀用の衣のバックが二つあり、どれを柩に掛ければいいのかわからない様子?
当然ながら、こちらで指導して風呂敷に包んである七条を取り出してあげました。

「仏さんは?」と尋ねると
家にはありません。??
仏壇と勘違いしている・・・

一般的にはこんなこのかな????

右手が完全の義手。
いつも男性の場合は、腕が太く長いが右手がないと袖が決まらない・・・
折り目を正確に直して無事納棺終了。


2005年9月2日(金曜日)

白骨遺体

カテゴリー: - touse @ 17時47分43秒
午前9時頃、葬儀社より首吊りがあった。日にちが経過していて状況がわからない、腐敗している可能性が大
検死が終了しだい連絡するとのこと。昼が食べれなくなる可能性があるので食事をしてくること。

午前11時過ぎ、葬儀社より連絡が入り出動。
遺体は、8月7日頃より行方不明で、親族関係は警察に捜索願いを出していたもよう、山中にて車が発見され、あたりを捜索中遺体を警察が発見。死亡推定、三週間かな?
葬儀社の方と一緒に警察に到着すると車庫のステンレスの台に緑色の遺体袋の上にほとんど肉がない状態で放置。
靴を履いていた左足だけが少し肉がついていました。車庫内はもの凄い異臭・・・
遺体は、脂が日照で黒く焼けた状態、頭部が少し色が違っていました。あとから聞いた話ですが、頭部だけなかなか見つからなかったようです。
遺体袋も凄く汚れていて、アルコールで清掃。綺麗になったところでファスナーを閉めて柩に納めました。骨だけだとこんなにも軽いものなのか。

遺族は、遺体の状態を見て家入れたくないので、すぐ火葬してほしいと希望されました。
役所に連絡をして、午後2時半に火葬が決定。
遺族一人搬送者に乗車していただき、親族に連絡して火葬場にて集合をかけました。
一路、葬儀社に戻り、火葬許可証の準備にかかり、柩を載せた搬送車は火葬場で待機。
定刻までは、全員集まりお寺様とも連絡がついて、お勤めをあげて頂きました。
火葬中、葬儀の日程決め通夜も今日午後7時より行なわれました。
半日で、搬送から火葬まで行なったのは初めてでした。良い経験となりました。


2005年8月13日(土曜日)

泣けばいい?

カテゴリー: - touse @ 17時41分43秒

以前より、地域によって故人に対する意識が違いがあります。
海側・山側そして町によってそれぞれ気性の違いでしょうか
よく、泣く遺族や全然泣かない遺族。決め付けはよくありませんがどうもそんな感じがします。
故人が若く、子供が小さい場合や子供の場合は、やはり皆さん泣きますね。

泣くのがいいのか?きぜんとすればいいのか?
我々の前で、柩の前から離れない遺族・泣き崩れる遺族、また逆縁で子供を亡くした両親確かに気持ちはわかりますが、手のつけられないほどの崩れよう・・・
私も若くて親を亡くしてしますが、あんなに泣き崩れるほど感じられませんでした。
納棺のときは、暗黙で泣くのはあたり前なのでしょうか?批判を受けそうそうですがあまり良い光景とはいえません。
泣くのは、親族や会葬者が帰ったあと一夜十分時間あるのではないでしょうか。遺体の前で遺族で泣けばいいのではないでしょうか。

今回の納棺もこういったような感じで遺族が柩からなかなか離れない・・・
進行にも影響します、進行側の一方的な言い分かもしれません。
気持ちの持ちようによっては、そんなに気持ちが高ぶらないかもしれませんが場合によっては早く柩の蓋を閉めたくなるのは私だけでしょうか


2005年7月30日(土曜日)

理容院の納棺

カテゴリー: - touse @ 17時39分26秒

喪主は、理容院を経営していて、故人は喪主の父親です。
フリーになってから、髭剃りをフェザーの剃刀を使うようになり長年通っている理容室の主人から男性の髭の剃り方を指導を受けていました。
葬儀のときは、剃刀の歯を手前に引いてはいけない。。剃刀は押して剃る。。
引くは、葬儀では友を呼ぶとか。。引き込むなどからしないもだということです。なるほど〜〜(^_^)
お寺様の頭の剃髪には、日本剃刀を使うらしい? 鉄と鋼を合わせて昔床屋さんなどでよく使っていた品物です。私も小中学校の頃、鏡の前に数本剃刀が並べてあったのを覚えています。ベルトみたいな皮にこすりつけているのをよく光景に浮かんできますね。

今回の納棺は、ご主人に「父さんの顔を剃りますか」 「少し、やりましょう」ということで、私の剃刀を使っていただきました。
手の動き、刃の当て方はさすがプロです。全然かないません(×_×;)
入院中は、全然お父さんの髭を剃っていなかったそうで、綺麗に剃り終えたあとに故人のおでこを手先でピチャと打ち一言、「ご苦労さん」なんとも言えない空気でした。

すべての作業を納棺士が行なうのが良いのか?少しでも遺族に最後お別れをさせたほうが良いのか疑問になりました。
実際、数年前までは、遺族に顔を拭かせたりしていたのに・・  少し強制マンネリになってやしないだろうか?
良い納棺とは、どんな事だろう?
完璧な納棺、綺麗に整える、着物を綺麗に着せ替える、綺麗に化粧をする、これで良いのだろうか?
少しでも遺族の立場になって、遺体に手を添えることも大事だと思いました。


2005年6月30日(木曜日)

これから一人暮らしかな?

カテゴリー: - touse @ 17時32分25秒

故人が82歳、喪主が奥さん、そして娘が三人それぞれ県外に嫁ぎ、ご主人が亡くなったのでこれからは一人暮らしになるんだろうか?
それとも、娘の嫁ぎ先にお世話になるんでしょうか?そんなことを考えながら納棺をしました。
実際につれ合いに先立たれ、一人暮らしになる方がたくさんいます。核家族化が進み一人親になった場合どうしているのでしょうか。
自分の父親が亡くなったとき、そして母親が亡くなったとき、我々子供として何をすべきなんだろうか。
いつも、親との別れを目にしている現場では、そんなに重要に考えなかったのに・・・  不思議なものです。

柩の横で、涙ぐむ娘さんたち・・ いっしょに父親と一緒に写した三枚の家族写真・好きだったとうもろこし・酒・父親が育てていた杏の実を柩の中に納められました。
県外に住んでいるので、遠く離れた地で暮らしをしている娘さんたちには、心極まるところがあったのでしょう。いつもより蓋を閉じるのを遅らせ、ゆっくりと別れを偲ばせてやりたい気持ちになりました。

県外に住んでいるので、その娘さんたちから、「こんな厳かな儀式としておこなう納棺をはじめて見ました。」こんな言葉は納棺士として光栄なことです。
今年は、例年よりかなり梅雨が遅く、まだカラッとした気温ですがやはり、夏は暑いです。 :evil:
これからは、じっとりした梅雨、そして真夏をむかえるんだろうな :-(


2005年6月29日(水曜日)

不慣れな搬送人

カテゴリー: - touse @ 17時29分53秒

フリーの立場になってから、納棺・司会・祭壇設営など葬儀社にお手伝いをしていますが
ここ数年、病院搬送をやっていないと病院の場所やうる覚えでしかない知識で伺うときはすごく不安になります。
某葬儀社から、搬送依頼を受け夜間に出動させていただきました。
今回は、過去に一度だけ出動経験のある病院でした。しかし、その病院は、複雑な造りをしてあり戸惑うばかりでした。
とにかく、夜間受付で確認するのが賢明だと思い、守衛の方に問い合わせてみました。

「○○さんの搬送口は何処ですか?」と尋ねると、守衛の方が右に上がった上の点滅ランプの入口ですと答えられました。
指示通り、点滅ランプを探してみたが何処にも見当たりません。 :-?

数回、確かめましたがなかなか見当たらない・・・ ひょいと見上げると通路らしきところに点滅ランプを発見 :-D

よく確かめると、どうも人物に反応するランプでした。真っ暗なところにこれはないでしょう!!

時間も経過していたので、小走りで搬送通路を抜け・・  しかし、病室がわからない :cry:何処へ行けば?
待ちかねていた看護士が近くまで覗きに来てくれたので、なんとか病室までたどりつくことができました。
到着より、およそ二十分・・

遺族と同伴していただき、無事当家までたどり着くことができました。(^o^)
大変、遺族の方には、ご迷惑をかけてしまいました。 お詫び申し上げます。
不慣れな搬送人でした。


2005年6月27日(月曜日)

まる焦げ遺体

カテゴリー: - touse @ 17時25分20秒

久しぶりに、警察署に出向きました。
納棺の仕事で、葬儀社に向かっていた途中 携帯電話に
社長:「今何処!」
私:「もうすぐ、そちらに着きますよ!」
社長:「自殺された方がいるから、納棺前に警察に行ってくれ!」
私:「納棺時間に間に合いますかね?」
社長:「息子がいるから、時間をみて行動してくれ!」
私:「了解しました」

というように、30分間時間との戦いでした。
そして、警察署では担当者が二人待機していて私達の来るのを待っていました。
現場に到着すると、遺体は上半身まる焦げ、どうやら頭からガソリンをかけた焼身自殺だそうです。
検死(解剖)があるというので、一日警察の冷蔵庫に保管をして翌日解剖されるようです。
ともかく、遺体を現状のままにしておく必要があったので、そのまま四人で棺に納めました。

話の内容では、遺族より顔の修復をしてほしいと要望がありましたが料金と時間の問題でキャンセル。。
また、自殺や事故の納棺が増えそうな時期がやってきます。 :evil:


2005年6月26日(日曜日)

子供の手伝い

カテゴリー: - touse @ 17時19分19秒
故人(母親)の子供(長男)が、「納棺の際に遺体を拭かせてほしいと」と申し出がありました。
親戚が約30人程度でしょうか?中には女性も数人います。子供(孫)も4人いました。
長男に横に座っていただき、私が安置されている故人の浴衣を布団の中で脱がしオムツひとつの状態まで脱がしました。
そして、長男に精浄綿(アルコールを含んだ脱脂綿)を渡しましたら、布団の中を親族から見えないように押し上げ体を拭いていただきました。
丁寧に指から腕〜そして体全体を隅々まで拭いてもらい、私は足の方を拭いて、右側が終ると左側全体をふきました。

いつもは、布団の中で遺体を拭いていますので実際裸を見ることは少ないこの頃、やはり亡くなった遺体を見るのはゾ〜としますね。
これだけ遺族が体を拭くとやはり涙ボロボロですね。 時間にすれば三十分ぐらいかかりましたでしょうか?実際二十年納棺をしていますが、顔を拭く程度までは幾度もありますが、体全体を拭いていただいたのは、初めてでした。

昔はこうやって、親族の男性が故人を丸裸にして湯灌・納棺をしていたんだなぁ〜  
想像すると、少し恐いような気がします。


2005年6月25日(土曜日)

焼香の仕方の伝承

カテゴリー: - touse @ 17時17分12秒
いつも納棺の仕事の時は、白い白衣を着用して行なっています。
いつもは、30分前ぐらいに当家に到着して洗面所か風呂場の脱衣所をお借りして着替えていますが、よく部屋に案内されて着替えることがあります。
今回は、たまたま居間に案内され、親戚の方もそちらで何人か着替えをしておられました。
20代の男性でしょうか?バックからチラリと「冠婚葬祭の手引き」の本が見え、あわててその本をバック隠されてる光景を目にしました。男性に聞くと、「葬儀に参列するのが、初めてで作法が全然わからないので、今後も必ずあるので一冊買ってきましたよ。」と答えられました。
やっぱり、冠婚葬祭は、一般の方からみれば特殊な行事なんだぁ〜・・
準備も早く終わり、時間があったので遺族の方々に焼香作法を教えている間に時間が経過・・
納棺も終わり、着替えている途中居間から少し覗いてみると、先ほど教えてた焼香の仕方をぎこちなく遺族が練習していました。その素振りは、私には教えたことがこのように覚えていく姿をみると自分が技術を提供するだけではなく、若い世代に伝承する役目は重大なことだと思った日でした。
しかし、よく考えるとこれはお寺様の仕事?(。_ -) 

2005年4月4日(月曜日)