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2008年9月16日

B型肝炎の男性 四十四歳

B型肝炎の男性 四十四歳
体重 80kgぐらいだろうか・・
私よりも若い男性を納棺するのはやはり嫌なものです。
肝炎ですから、感染の恐れがある。
手袋とマスクをして納棺をさせてもらう。

二人の子供のうち、大事な跡取り息子
そんな、小柄な身体を震わせながら納棺の儀を側で時おり涙ぐみながら見守るように視線を感じました。
この時、お母さんの視線が緊張感をつのらせ真剣に仕事をやらさせていただきました。
髭が濃く、髭剃りに結構時間がかかりました。
病院生活も短く、顔はふっくらとはりが有り生きているかのような肌つや、新しい替え刃を装着して綺麗に顔そりができました。
柩の中には、愛用していた、ブレザーとズボンと帽子を入れていただきました。
最後に、蓋を閉めるのに泣き崩れるお母さんに思い切り泣いていただきました。
仕事が終わり帰りの準備をしているとこに、お母さんが駆け寄ってきて「本当ありがとうございました」深々と頭をさげて見送ってくださいました。

2008年9月 4日

路念仏の鈴(れい)

お寺様には、○○寺があり、門徒の多いお寺には、小寺様があります。
今回は、その前小寺様を勤めたいた方に葬儀司会をさせていただきました。
現在は、在家になるので一般葬として行なわれます。
祭壇も一般用の祭壇を使用しました。
しかし、内容はやはり荼毘式並みに行なわれました。
指名焼香は、喪主、親族、寺家、一般焼香の順にて呼び出し。
荼毘式のような、一般葬なしごとでした。
お寺様との打ち合わせのとき、少し質問をさせていただいた。

Q:小寺様のことは、正式には・・・?
A:寺中(じちゅう)

Q:大りんを鳴らす方
A:助音役(じょりんやく)左相役(さそうやく)

Q:路念仏のとき、ならすリン
A:路念仏の鈴(れい)

2008年9月 1日

曾孫からのお別れの言葉

久しぶりに小さな葬儀社に、呼んで頂きました。
午後一時の葬儀だったので、朝はゆっくりと向かいました。
十時過ぎに当家に到着して打ち合わせ、喪主とは何度か面識があり和んだ雰囲気で打ち合わせができました。
指名焼香は三家族のみ・・
曾孫様三人より、「お別れの言葉」あるということ・・
故人の経歴を紹介したあと、葬儀が始まりました。
読経後、「お別れの言葉」
「曾孫様にあたります、○○君・△△ちゃん・□□ちゃんよりお別れの言葉がございます。」
「△△ちゃんが「おおばぁちゃん、ありがと・・」
○○君の番になると・・・?言葉がでない???
付き添ってくださった母親が一生懸命うながしている。しかしどうしても言葉が出てこない。
母親から合図がありましたので、「○○君は、残念ながら動揺して言葉が出ませんでした。」とアナウンスをかけました。
曾孫は五歳と四歳と三歳の子供たちには少し重荷だったのでしょうか?

 

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