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2008年11月19日

手順の完成!!

ようやく、新方式の納棺の手順が完成した感じ!!
およそ、二ヶ月間に渡りいろいろ試行錯誤しながらここまでたどりつきました。
今回、大勢の親族の前で行うことができました。(四十人位)
大きな古い家で地元の名主で、本家筋にあたる当主が亡くなりました。
大勢の中には、やはり映画「おくりびと」をみている方もあり、後方から
「映画の納棺だ!!」
視線が集中しているのが、すごく感じられた。
掛け布団をめくる時や浴衣を引き抜くときは、感心しておられます。

単に、着せ替えの技術だけではなく前後のしぐさががプロの技の見せ所なんです。
大勢の人に見てもらって価値が生まれます。
「見せる納棺」を指針して、故人への思いやりを大切にする。
まだ、改良の余地があるだろう。
男性と女性とでは、髭剃りや化粧もさまざま、若い方もあれば高年齢の方もいる。
状態の悪い遺体もあれば綺麗な遺体もある、それぞれの違いを把握しながらより一層の励みが必要かと思います。
「布団の中で隠して着せ替えを行なう納棺」から「着せ替えの仕方を見せる納棺」への変換は、お客様はどちらを選ぶかは、これからの仕事ぶりにかかるだろう。

2008年11月13日

両足がない

八十歳、男性

親族が約20人ほどでしょうか、言葉少なく納棺を待っておられました。
体重もかなり重くがっしりた体格でしたが、いざ掛け布団をはぐると何か足の方が薄い。
なんと、両足が膝から下が無いではありませんか・・
故人は糖尿病で、1ヶ月前に腐って切断したようです。
まだ、足には包帯が巻いてあり生々しい感覚がおそいました。
特に、足のことも聞かず納棺をおこないました。
足袋はもちろん履けません。
そっと、柩の中に納めさせていただきました。
後から、葬儀社に聞くと
「少し前まで歩いているのを見ていたよ」
なんだよ、知っているんなら言ってよ・・・
何も知らされず、行なう仕事は怖い・・・
遺族もやはり、何も言ってくれないのは仕方ないかも。

プロ意識を

八十歳でひとり暮らしのおばぁちゃんが亡くなりました。
若いときは、スナックのママを営んでいて、かなりイケイケの女性。
葬儀は密葬で行うこと。
納棺には、親戚と友達の六人だけで寂しい感じがしました。
突然、仲間の一人が私の納棺を見学させてほしいと申し出てきた。
近くに、同業者がいるといささか緊張感をもちながら、納棺をさせていただきました。
浄土真宗なのに、お勤めと同時にだったのでお寺様も同席。
言葉少なく、新方式で着せ替え・化粧・納棺・・・
安置してある部屋も狭く、親族に向って納棺ができない。
遺族が頭の方から、見学・・(これは最悪なんです、隙間から肩が見えてしまう)
出来るだけ肌を見せないように行なったが、同業者からは背中まで見えたようだ。
同業者からの言葉では、丁寧だがプロ意識が強すぎるのでないだろうか、少し冷たく感じたようだ。
私の納棺は、プロ意識を深めすぐに出来るものではないような技を身につけることが、第一の目標です。
今までつちかってきた納棺からひと皮抜けたプロの納棺師。
着せ替えの技術だけではなく、もう一つ上の技術。化粧・顔の復元・髭剃りの上達が必勝でしょう。
今回では、眉毛のない女性だったので眉を書いてみた・・
眉の書き方で顔の印象がずいぶん違ってくるので、薄いブラウンで細く書いてみた・・
思った以上に、遺族には喜んでいただいたのでこちらも頑張ったかいがあった。

2008年11月 1日

結婚式寸前に

不幸は突然やって来るものです。
午前11時の納棺の仕事が入ってきました。
経過を伺ってみると、おばあちゃんが高齢で入院中でしたが、突然亡くなっていまいました。
かねてより、孫が11月2日に結婚式の予定でした、10月30日おばあちゃんが亡くなり先方の了解の上予定通り結婚式を行なうことになりました。
その孫が喪主を勤めることです。
葬儀は、11月15日に本葬。
今回は密葬にて納棺後、お寺様にお勤めをして頂いてから、出棺・家葬が行なわれました。
納棺のとき、結婚式の打ち合わせのため喪主は不在。
近い親族、10人で納棺・・
家には、忌中の幕も張らず看板もない、本当に密葬だね。。
「後から、喪主が帰ってきましたら」と納棺花を少し残して置いてきました。
緊急なことでしたが、親族はにこやかな雰囲気。

新方式の納棺を行ない、葬儀社の担当者が今までにないやり方に動揺ぎみ。
今回で、新方式は5回目基本的な手順もほぼマスター今までの経験と新しいスタイルの調合・・
親族の身をのりだして見学をしていました。
柩の中には、お菓子・お金(千円)・洋服が入れられ、顔の回りにお花いっぱいに飾りました。
姉妹のかたより「綺麗にお化粧してもらって良かったね。」と・・
不安の中、ひと言が嬉しかったですよ。

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