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2009年4月22日

喪主の気持ち

火葬場が古くなったので、新しく市営斎場が先日オープンしました。
斎場が新しくなって、初めての納棺をさせていただきました。
とくに、葬儀社より注意事項がなかったのでいつものとおり、納棺の儀式を行いました。
「始める前に、柩に入れてあるものがありましたら、ご用意下さい」
と尋ねてみました。
「特にありません」と喪主がいわれ、そのまま柩に納めさせていただきました。
突然、後から来られた親族から
「何か入れるものは、無いがか?」
「服でも、あろうが・・」
喪主の奥さんが、二階に駆け登り、故人の背広・ズボン・シャツを持ってこられました。
「これを入れたいのですが・・」
私が「どうぞ・・入れてあげてください」
こういうと、喪主が
「柩の中に服飾品は入れてはならない、役所からもらった注意事項に書いてあるだろうが」
私にも、書類を突きつけられ質問を受けました。
「燃えるものならば、いいですよ」
そんな、言葉を気にしながらも背広・ズボン・シャツを入れていただきました。
シャツも綺麗に整えて入れられたのが印象的でした。
喪主は、新斎場のことで問題を起したくなかったのであろう。
いろいろと問題がありましたからね。
不安が取れない顔つきをしておられました。
こちらとしては、やはり遺族の思いをできるだけかなえてあげたい、っという気持ち強いのだろうか?
反面、喪主の気持ちも分からなくはない。

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