メイン

2009年6月25日

尺八の演奏

お通夜の司会に入りました。
ここのブログでは、あまり司会の話は書きませんが貴重な体験をしましたので書いてみます。

73歳の男性の葬儀で、喪主を奥さんが務めました。
故人は、九人兄妹の五男で親戚もたくさんお参りでした。
故人の兄妹の親戚。
妻(喪主)の兄妹も五人。
子どもは娘一人。

子どもが少ないが、とにかく兄妹系の親戚がすごく多い。
会場は狭く、椅子席になっているが、ほとんどが親戚、一般の会葬者はほとんど外でお参り。
お通夜のお勤めの十五分前ぐらいに、葬儀委員長から突然
「尺八を披露させてほしい」と依頼があり、即お寺様と相談。
退席後だったら、良いということで。
飛び入りだが、お願いすることに。

今までに、尺八の呼び出しの経験がないので、呼び出し方がわからない?
とりあえず「亡き○○さまを悼んで、尺八の演奏をお捧げになります」

尺八といえば「虚無僧」でしょう。
立って、演奏するものだと思い込んでしまってマイクを立ちスタンドを設置。
すると、譜面を畳の上に置かれ、座ってします。
すぐに、卓上マイクを床に置いてから演奏が始まりました。
生尺八は、初めてなので感動しました。見事な演奏でした。

感動のお通夜でした。
後で、調べてみると。「献笛(けんてき)」・・・と言うそうです。
勉強になりました。

2009年6月22日

入れ歯の経験度

突然に葬儀社から搬送依頼がきました。
自宅から葬儀社まで、少し時間かかり準備を整えていましたらあっという間に1時間程度過ぎてしまいました。
電話を受けてから約1時間20分ぐらいかかってしまい、お客様に迷惑をかけてしまった。
搬送して、自宅に安置をすると親戚関係が続々と弔問。
お寺様も、時間がかかったいたので安置と同時来られました。
遺体には、ドライアイス。
枕机をすぐに設置して、枕経をあげてもらいました。

葬儀も夜だったのでと事前に1件他のお客様がすでに入っていたので、即翌々日の葬儀日程が決定。
とことが、ここにきて、翌日の昼は30℃を越える暑い日でドライアイスがもたない。
昼には、10キロ入れていたのもほとんど無くなっていました。
追加で、もう10キロ入れて、腐敗を抑えるようにしました。

納棺のときは、すでに硬直がとれていて、ドライアイスが置いてある以外はもうゆるゆる!
入れ歯を用意されていて、口にきっちりとはめ込むことができ、顔の形が整った感じ。
何回も入れ歯を入れる経験をすると、簡単にできるようになった。これも経験がいりますね。
納棺で入れ歯を入れるのは決して綺麗なものではありません。
怖がって、なかなかいれない納棺師は多いのではないでしょうか。
入れ歯を入れるとどうしても、口が開きます。
あごの下にタオルで抑え、綿花で衿を作り綺麗納めさせていただきました。

2009年6月 1日

柩が小さいではないか・・・

45歳の男性が癌で亡くなりました。
男性は、一年程病と戦っていましたが治療むなしく亡くなってしましました。
身体がもともと大柄で、とても病と闘っていたとは思えないくらいです。
話によると、かなり痩せたという。
頭髪はほとんどなく、苦しんで亡くなったという感じは受けなかった。
死後硬直が強く、手足がほとんど曲がらないほど・・
特に足は、硬直が強く足首が突っ張っていて、身長170cmぐらいだろうか?
柩に納めると、頭と足が柩に収まりきらない。仕方なく強引に膝を曲げてなんとか納めることができた。
柩の中には、いつも着用していた背広とワイシャツ、ネクタイを納め満足していると思った。
ここから問題がでました。
強引に膝を曲げて柩に納めた姿を見て、喪主の母親が、
「狭いところが嫌いなのに・・・」
非常に不満気だった。
遺体を葬儀会場に移動してから、数人の親族から、
「もっと大きい柩は無いのか、故人が辛いではないか。」
と女性スタッフが聞き耳をして、我々に報告してきた。
即、社長の相談した結果、柩を変えることに決定。
190cm用の大きな柩を用意して、控えの部屋で遺族立会いの元、スタッフ四人がかりで大きい柩に移す事に。
通夜の時間もせまっていて、迅速が行動が要求された。
中に入れた、納棺花や遺品を取り除き、新しい棺内布団に移し、改めて遺族にお花を入れていただいた。
通夜が七時だったが、六時十分まで会場に移すことができました。
喪主の母親に丁重に頭をさげ、お詫びを申し上げました。

今回、柩に納棺する前に良い判断をしていれば、こんな事態はおこらなかったろう。
長年の納棺をやっているが、二度の納棺は初めての経験でした。
強引な姿を見せたのが最大の原因である、深く反省し今後も気をつけたい。

1