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2009年11月 9日

「天気が良く」「たくさんのお供え物があり」「たくさんのお参りがある」

最近は葬儀会館で葬儀をおこなうことが多く、久しぶりに自宅の祭壇の設営をしました。
天候にも恵まれ、気持ちよく汗を流すことができました。
大きい家ですが、祭壇を飾るとすごく場所をとってしまうので、昔ながらの部屋の中央に柩を置いて祭壇を飾りました。
何分、家で葬儀をおこなうので、近所の会葬者や、地元の来賓者がたくさんお参りに来られます。
家の縁側から「出屋(だっしゃ)」といって、簡易とはいってもタルキで、骨組みを組んで床とバリヤフリーにして約20帖ものコンパネを敷いてジュータンその上に長椅子を用意して来賓席を設置。
会葬者を迎えるのに、祭壇よりも会場の設営が主でした。
花輪・籠盛・生花が非常に多く、何処におけばいいのかすごく悩んだ。
近所の世話方も、大勢でいろいろお手伝いいただき、大変助かりました。
これが、本来の葬儀のやり方ではないだろうか。
みんなの力で、故人を送る。

良い葬儀とは、「天気が良く」「たくさんのお供え物があり」「たくさんのお参りがある」よく、おばぁちゃんたちが言っておられました。
まさに、その通りの葬儀でした。
故人の写真を見て、涙を流している人。義理でお参りに来ている人。一つの行事としてお手伝いをしている人。さまざまな思いでお参りです。
私服で、お参りにきているおばぁちゃんたちが、「ペチャクチャ、ペチャクチャ」おしゃべりをしている。
普段、足が痛くなかなか葬儀会館まで、お参りに行けない近所の方々楽しげにお参りをしている姿が、こちらとしては不愉快だが何か気持ちがほっとする感じはなんだろう。

2009年10月20日

午後から忙しい一日だった

午後一時の葬儀司会を担当していました。
葬儀が終了して、マイク設備を撤去し終わったのが、午後二時半過ぎ。
それから、60キロ離れた納棺するお宅に直行しました。
三時前に葬儀しゃの社長に連絡。
「三時半前には、到着すると思います」
二件葬儀が入っていたので
「自宅はどちらですか。新聞のおくやみ欄を切り抜いて持っていますので、ナビで調べておきます」
「気をつけて、早くきてくだい」と、矛盾のある言葉。。。
高速道路をまっしぐら、日曜日だったので高速割引で750円とラッキー。
高速を降りてからも、休日なので、一般道も少し込み気味。
あせる気持ちでイライラ、信号待ちで煙草をついつい吸ってします。
ようやく、葬儀社に着いて自宅を確認してからすぐ当家に向かった。
ゆとりは無かったが、時間通り納棺を始めることができた。
私のように、葬儀司会と納棺の仕事をしているものは、こんな時間との戦いがまれにあります。
一日に二件以上、仕事があるときは、仕事の充実感がすごくあります。

仕事が終わって汗もたくさん出て、家に帰って体脂肪率を計ってみると、21.5%にもなっていた。
水をゴクゴク飲んだら、また元に戻ってしまった。残念!!

2009年6月25日

尺八の演奏

お通夜の司会に入りました。
ここのブログでは、あまり司会の話は書きませんが貴重な体験をしましたので書いてみます。

73歳の男性の葬儀で、喪主を奥さんが務めました。
故人は、九人兄妹の五男で親戚もたくさんお参りでした。
故人の兄妹の親戚。
妻(喪主)の兄妹も五人。
子どもは娘一人。

子どもが少ないが、とにかく兄妹系の親戚がすごく多い。
会場は狭く、椅子席になっているが、ほとんどが親戚、一般の会葬者はほとんど外でお参り。
お通夜のお勤めの十五分前ぐらいに、葬儀委員長から突然
「尺八を披露させてほしい」と依頼があり、即お寺様と相談。
退席後だったら、良いということで。
飛び入りだが、お願いすることに。

今までに、尺八の呼び出しの経験がないので、呼び出し方がわからない?
とりあえず「亡き○○さまを悼んで、尺八の演奏をお捧げになります」

尺八といえば「虚無僧」でしょう。
立って、演奏するものだと思い込んでしまってマイクを立ちスタンドを設置。
すると、譜面を畳の上に置かれ、座ってします。
すぐに、卓上マイクを床に置いてから演奏が始まりました。
生尺八は、初めてなので感動しました。見事な演奏でした。

感動のお通夜でした。
後で、調べてみると。「献笛(けんてき)」・・・と言うそうです。
勉強になりました。

2009年2月23日

二人の家族葬

親族が二人で、家族葬を行いました。

喪主が実姉、あと従姉妹が一人と寂しい家族葬でした。
会館に直接遺体を病院から搬送され、「できるだけ早く会館に入って納棺をしてほしい」
当日は、他の納棺が午後4時から予約が入っていて、それが終わらないと向かわれませせん。
5時前に先客の仕事が終わり、連絡をとりながら6時前に到着できました。
納棺勤行の後、遺族の控室で納棺師と寺院様そして親族の二人・・
親族二人とも高齢なので足が悪い。
痩せたおばぁちゃんで、口元が広がっていて見栄えの悪い顔をしていたので、口や頭髪を綺麗に整えさせていただきました。
痩せたその姿からは、長年のご苦労が伺えます。
含み綿で、ふっくらとした顔はとても遺族からは喜んでいただいた。
納棺花を入れるときは、柩に二人寄り添って抱え込むように故人を偲んでいました。
思わず、こちらも「ジーン」ときました。
その後、すぐに通夜が始まりました。
形式を重んじる、お寺様まので、家族葬といえども通常と同じようにお勤めをあげられました。

大勢の親戚に囲まれ納棺するのもやりがいがあるけれでも、こんな家族葬も一人故人を送るには同じなのです。

2008年8月 6日

親戚の葬儀

先日、親戚の葬儀がありました。弟の親戚で、61歳男性 独身 自営業

母親が健在ですが、療養中につき入院しています。姉妹(三人)

長女は、地元に住んでいるが脳梗塞で身体が不自由。
次女・三女は、少し遠方に嫁いでいます。
弟から「喪主を誰にすれば良いか?」と訪ねられました。答えは簡単明瞭、「母親に決まっているだろう。」
「喪主代理を立てれば済むこと。」
結局、次女が代理を努め喪主挨拶もしました。
子供がいないと、兄妹の負担がすごく大きい・・
自営業なので、真宗大谷派 東本願寺より弔詞、仕事仲間・友人・同級生と弔辞を賜りました。
祭壇には、鮎釣りが趣味で着ていたジャケットや釣竿が飾られ故人らしい葬儀でした。
問題が一つ出ました。
友人がお骨を分けてほしい・・・「川に散骨をしたいので」
兄妹にとっては、重大なことです。受け入れるか、拒否をするか・・?
今度あって報告をすることにします。

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