芥川賞作家 岡松和夫さん死去
作家の岡松和夫、肺炎のため神奈川県鎌倉市内の病院で1月21日死去、80歳。
1931年福岡市生まれ。東京大学文学部仏文学科を卒業後、56年同大学文学部国文科を卒業。
横浜学園高校に勤務。66年関東学院短期大学国文科専任講師に就任、助教授をへて、73年教授に就任。
この間59年「壁」で文学界新人賞を受賞。立原正秋らの同人誌「犀」に参加。福岡で迎えた敗戦体験や東京大学での左翼体験とその離脱などをテーマに、端正な作品を発表した。
76年「志賀島」で芥川賞、86年「異郷の歌」で新田次郎文学賞、98年「峠の棲家」で木山捷平文学賞をそれぞれ受賞した。


