
「津軽海峡・冬景色」「時の流れに身をまかせ」など、ポップスから演歌まで幅広く手がけた作曲家の三木たかし(みき・たかし、本名・渡辺匡=わたなべ・ただし)さんが11日、岡山市内の病院で死去した。64歳。
東京生まれ。1967年に作曲家デビューした。作詞家の阿久悠さんとのコンビで石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」、作詞家の荒木とよひささんとのコンビでテレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」「つぐない」を送り出し、大ヒットさせた。石川さんやテレサさんのほかにも、アグネス・チャンさん、西城秀樹さん、森進一さん、4月に亡くなった清水由貴子さんら、多くの歌手に曲を提供した。
70年代には阿久さんの推薦でテレビ番組「スター誕生!」の審査員になった。「李香蘭」など劇団四季の昭和三部作の作曲も担当。全国高校サッカー選手権テーマソング「ふり向くな君は美しい」、テレビアニメの主題歌「アンパンマンのマーチ」なども手がけ、多彩な作風を見せた。
妹は歌手の黛ジュンさん。05年に紫綬褒章を受章。日本作曲家協会理事長を務めていた。


