版画家で切り絵作家の滝平二郎、癌のため千葉県流山市の病院で16日死去、88歳。
1921年茨城県玉里村(現:小美玉市)生まれ。県立石岡農学校(現:茨城県立石岡第一高校)卒業。戦時中は沖縄戦に従軍・復員後に、木版画家として独立。55年ごろ上京し、装幀や版画、切り絵の仕事を始める。
67年児童文学作家の斎藤隆介と組んだ絵本「ベロ出しチョンマ」の切り絵挿画で注目される。故郷の農村風景などを詩情豊かに描いた作品で知られ、挿絵を手掛けた絵本「花さき山」「モチモチの木」などが人気を集めた。
70年講談社第1回出版文化賞(ブックデザイン部門)、74年度モービル児童文化賞、第10回絵本にっぽん賞など数々の賞を受賞。


