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和田博実氏死去(元プロ野球西鉄ライオンズ選手)

和田博実

 1956年からの3連覇など、西鉄ライオンズ(現西武)の黄金時代を捕手として支えた和田博実さんが22日、膵臓(すいぞう)がんのため72歳で亡くなった。 

 和田さんはプロ通算276勝を挙げ、07年11月に70歳で亡くなった「鉄腕」稲尾和久さんとのコンビで、ファンに「黄金バッテリー」と親しまれた。プロ通算1104安打100本塁打で72年に現役引退。その後は西武、阪神の2軍監督なども務めた。

 西鉄時代に2年先輩だった野球評論家の豊田泰光さん(74)は「来るべき時が来てしまったか、という感じ。心の損失です」と肩を落とした。「稲尾も和田も死んでしまった。バッテリーごといなくなってしまった。何とも言えない」と大きなため息をついた。

 西武時代に和田さんから指導を受け、素質を開花させたソフトバンクの秋山幸二監督(47)は「入団した時から野球の基礎を作ってくれた方。和田さんのおかげで今の私があるようなものです。ただただ残念」とコメント。

 また和田さんが西武の2軍監督時代に「デーブ大久保」と愛称を付けて可愛がった西武の大久保博元・編成部プロ担当(42)は「心からしかってくれ、悩んでいると自宅に呼んで食事をごちそうしてくれた。昨年、打撃コーチとして選手とコミュニケーションを取れたことは、和田さんが教えてくれたこと。『和田イズム』は僕の心の中にもしっかりと受け継がれています」とのコメントを出した。