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熊田千佳慕

細密画家の熊田千佳慕(本名:五郎)、誤嚥性肺炎のため横浜市の自宅で13日死去、98歳。

1911年横浜市生まれ。虫や鳥、草花などを美しい色彩で描写する細密画で知られた。
東京美術学校(現:東京芸大)に入学し、グラフィックデザイナー山名文夫に師事。在学中に写真・デザイン集団「日本工房」に入社。対外宣伝グラフ誌「NIPPON」のレイアウトなどを担当。同僚には写真家の土門拳らがいた。

戦後に絵本作家として「ふしぎの国のアリス」などを手掛けた。50年初めての絵本「みつばちの国のアリス」で装幀賞受賞。
60 歳頃から「ファーブル昆虫記」の虫たちを描く作品群を描き始める。81年70歳で同シリーズによりボローニャ国際絵本原画展に初入選。83年同展に2度目の入選を果たす。89年作品集「KUMADA CHIKABO'S LITTLE WORLD」で小学館出版文化賞を受賞。「日本のプチファーブル」とも呼ばれた。

女優の大原麗子さん、自宅で死亡...死後2週間以上

 女優の大原麗子さん(62)が、東京都世田谷区の自宅で亡くなっていたことが6日、わかった。

 警視庁成城署幹部によると、大原さんの弟が大原さんと連絡が取れないことから同日、同署を訪れ、午後7時頃、署員とともに、大原さんの自宅に行ったところ、2階寝室のベッドで大原さんがあおむけの状態で死亡しているのが見つかった。

 遺体の状況から、死後2週間以上が経過しているとみられ、同署では病死の可能性が高いとみている。

 目立った外傷はなく、室内に荒らされた形跡もないことから、事件に巻き込まれた可能性はないとみられ、同署で死因を詳しく調べている。

 大原さんは東京都出身。1964年、NHKの新人オーディションに合格、テレビドラマ「幸福試験」でデビューした。

 65年、東映に入社し、「孤独の賭け」で映画デビュー。「網走番外地」シリーズなど数々の作品に出演し、「男はつらいよ」では2度マドンナ役を務めた。

 テレビではNHKの大河ドラマ「勝海舟」「獅子の時代」に出演、「春日局」では主役を務めた。「すこし愛して、なが~く愛して」のせりふが流行語になったサントリーのCMなどに出演。愛らしい表情としっとりとした風情の日本美人として、何度もテレビの「好感度タレントNo.1」になった。

 73年に俳優の渡瀬恒彦さんと結婚、78年に離婚。80年に歌手の森進一さんと再婚したが84年に離婚した。

 手足の神経がマヒして歩行などが困難になる「ギラン・バレー症候群」の治療のため、近年は芸能活動を休止しており、昨年11月、自宅で転倒して右手首を骨折した。