刀匠で人間国宝の大隅俊平(おおすみ・としひら、本名は大隅貞男=おおすみ・ただお)氏が4日、病気のため死去した。77歳だった。自宅は群馬県太田市。
大隅氏は同市出身。昭和27年に人間国宝の刀匠、富入昭平氏(故人)に師事。平安時代から鎌倉時代の古名刀を手本に、刀身に平行に刃文が走る直波(すぐは)一筋に研究を重ねた。その高い芸術性が評価され、平成9年に人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定された。同17年には旭日中綬章を受章している。
平成13年に誕生された皇太子さまの長女、愛子さまの御守り刀を制作した。


