俳優・夏夕介さん死去

ドラマ「純愛山河 愛と誠」「特捜最前線」などで知られる俳優の夏夕介(本名・田浦久幸)さんが27日、胃がんのため都内の病院で死去した。59歳だった。
夏さんが俳優代表を務める劇団「シアタージャパン」によると、夏さんは昨年夏頃までけいこにも顔を出していたが、秋になって「体調が悪い」と検査を受け胃がんを発見。同11月に手術を受けた。一度は退院したものの年末に再び入院していた。昨年8月、劇団の10周年記念公演でカーテンコールに登場したのが最後の舞台出演となった。
夏さんは1969年、大阪で高校卒業と同時に、歌手の和田アキ子(59)がボーカルを務めるバンド「グランプリーズ」にオルガン奏者として加入。和田がソロ歌手としてプロデビューするのを機に上京。人気グループサウンズのオックスに参加した。
オックス時代から俳優業にも進出。70年に「野良猫ロック・ワイルド・ジャンボ」で映画初出演し、オックス解散後は俳優に専念。74年に少年マガジンの人気漫画をドラマ化したテレビ東京系「純愛山河 愛と誠」に出演しブレーク。79年からテレビ朝日系「特捜最前線」にレギュラー出演。番組で知り合った女優の伊藤めぐみさん(60)と結婚。その後、顔の右半分がまひするハント症候群という病気を患ったこともあったが、00年には「シアタージャパン」を立ち上げるなど精力的に活動していた。
長女の愛花ちさきは宝塚歌劇団・宙組の娘役。この日も悲しみをこらえ東京・宝塚劇場で「カサブランカ」に出演した。




