フアン・アントニオ・サマランチ
前国際オリンピック委員会(IOC)会長のフアン・アントニオ・サマランチ(Juan Antonio Samaranch)、心臓及び呼吸機能不全のためスペインのバルセロナの病院で21日死去、89歳。1920年バルセロナ生まれ。
66年にフランコ独裁政権のもとでスポーツ長官に就任、同年IOC委員となる。74-78年までIOC副会長。77-80年までスペインの駐ソ連・駐モンゴル大使を務める。この間の80年第7代IOC会長に就任。01年退任し、終身名誉会長となる。
五輪スポンサー制度の導入やテレビ放送権料により巨額資金を確保し、IOCの財政基盤を確立。バスケットボールやテニスなどプロ選手へも五輪出場を主導した。一方で独裁的かつ密室政治の文化への批判も大きかった。


