「葬」とは臨終から法要までの行事
「葬」は、死んでいく者に対して、生きている者が見送る別れの儀礼です。葬儀と告別式が主ですが、その前後にもなすべき手順があり、それぞれに作法があります。ある人物の危篤、臨終、通夜、そして葬儀と告別式、そのあと、喪服のしきたりがありますが、宗教、宗派によって法要、霊前際、追悼式など、作法もそれぞれに違います。当然ながら会葬者のマナーや葬儀のしきたりもあります。社葬という形式もあります。順を追って解説します。
葬儀のマナーと作法 - 目次
現代の葬儀の流れ
時代とともに葬儀も様変わりしてきた
時代とともに葬儀や法要の営み方も大きく様変わりし、個々の儀式の意味合いも変わってきています。
かつて、土葬や野焼き(野外での火葬)が中心だったころは、葬儀を終えると「野辺送り」「そうれん」などと称して、葬列をなして墓地や焼き場まで出かけました。また、墓地や焼き場から戻ってから、あるいは、後日の供養などには、さまざまな儀礼がみられました。
しかし近年では、火葬場の稼動時間に合わせて、葬儀の前に遺体を荼毘に付したり、葬儀の当日に初七日や忌明けの法要、あるいは精進落としをすませたりするなど、葬儀の流れが前後したり、個々の儀礼の意味合いも変わってきたりしています。


