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お寺について

山門

俗世間から隔絶されたお寺にとって、入り口とは“境界”である。
そこに位置するのは“山門”である。
山門より先は、仏の国。
くぐることで、心が清められ、美しい心で仏を拝むことが出来る。
信仰心の無いひとが、境界より先へむやみに立ち入ることは禁じられている。
寺院の入り口にある門を指し、「空・無相・無願」の悟りの境地「三解説」至るための門として、「三問」とも称される。
2層構造の2重構造の二重門が最も格式が高い。

建築様式

お寺の特徴は屋根に見受けられる。
瓦屋根は大陸から伝わった寺院建築の象徴である。
大陸から伝わった寺院建築は、土を盛った壇に立ち太い柱で瓦屋根を支える構造や、複雑な装飾が特徴。
温度の高さや頻繁に起きる地震など、自然環境に対応するため柱の梁の合わさる部分を強化するなど日本文化されたものを「和様」と呼ぶ。
その後、鎌倉時代に「大仏様」「禅宗様」と呼ばれる様式がもたらされた。
これらが「和様」に混じったものが「新和様」と呼ばれている。

守衛役

お寺では、守衛役として外敵に目を光らせ口を開いた「阿形」、「吽行」で一対となる。
阿行の表情は、仁王像から影響を受けたと考えられている。
また、狛犬がお寺に置かれているケースもある。
仏教の侵入を防ぐため、山門の左右におかれた一対の像。
置いている寺は実は少ないが、筋骨隆々とした姿は存在感が際立つ。
正式名称は、金剛力士像。

仏像

初期の仏教で仏の還骨「仏舎利」を祀った塔などを拝んでいたのが、次第に偶像としての仏像を拝むのが多数派になっている。
日本のお寺の多数において、主な崇拝対象となっているのが仏像である。
当初は、開祖である釈迦像のみが存在していたが、仏教が発展していく過程で如来や菩薩、明王などが生み出され、現在では多様な仏像が成立している。

建築構成

時代や宗派で大きく構成が異なる。
一つのモデルとなりうるのが法隆寺。
仏像を納めた金堂と仏舎利を納めた塔と並列にあり、各機能がバランスよく配置されている。
大規模な寺院では他に僧侶が寝起きする僧坊、食堂、開祖を祀る開山堂なども設けられる。

聖職者

お寺はその道のプロである聖職者により運営されている。
専門的な訓練を経て、正式に階位を授けられている。
僧侶の役割は宗派やお寺により異なるが、我々を指導し念仏を唱えるといった、仏の国での先導的な役割も果たしている。
正式な僧侶となるには出家して修行に専念し、各宗派で認められた「度牒」という証書を得ることが必要。
ユニフォームたる袈裟は、インドで出家者の汚れた服を指す言葉「カシャーヤ」が語源。
住職とは、お寺の責任者である。

参拝方法

まず、境内に入ったら手水舎でお清めをして、本堂で賽銭をささげる。
神社のように手を打つのはNGとされている。
一番肝心なのは、仏様を心から敬い純粋な気持ちでお参りをすること。
お寺で仏像に拝む際は、シンプルに両手をあわせ軽く頭を下げる。 思わず手を打ちそうになるが、これはNG。
合掌の際、両手は胸の前でぴったりと合わせる。
これは、仏様と自分が一体になるという意味をもつ。
天台宗や真言宗では指を互いに組むなど、宗派での違いもある。